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J-GLOBAL ID:202202248564817787   整理番号:22A0749666

サイトカインの遺伝的に決定された循環レベルと関節リウマチのリスク【JST・京大機械翻訳】

Genetically Determined Circulating Levels of Cytokines and the Risk of Rheumatoid Arthritis
著者 (15件):
資料名:
巻: 13  ページ: 802464  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7071A  ISSN: 1664-8021  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:関節組織における炎症性白血球の蓄積は関節リウマチ(RA)の特徴である。観察研究からの証拠の増加は,いくつかのサイトカインがRAの発症に関与する可能性があることを示唆している。しかし,従来の観察研究は,交絡と逆因果関係からのバイアスに敏感である。したがって,RAのリスクと個々のサイトカインの潜在的因果関係は,不明のままである。目的:本研究では,遺伝的に測定されたサイトカインの循環レベルが,Mendelianランダム化(MR)を実施することによってRAのリスクと関連するかどうかを評価した。方法:著者らは,機器変数(IV)としてフィンランドの祖先の8,293の参加者を含むゲノムワイド関連研究(GWAS)からのサイトカインと成長因子の循環レベルと関連する一塩基多型(SNP)を同定した。これらのIVのRAリスクとの会合推定値は,ヨーロッパの祖先の14,361のRA症例と43,923の対照を含むGWASメタ分析から得られた。ランダム効果逆分散加重,加重中央値,MR-Egger回帰,およびMR pleiotrophy残差合計および異常値試験を含む,遺伝的に決定された循環サイトカインとRAのリスクの間の関係を評価するために,一連のMR解析を行った。MR証拠により支持された潜在的サイトカイン-RA関連に対し,感受性分析は,共局在証拠を有するSNPの制限されたIVセットを用い,多面的SNPを除くことにより更に行った。【結果】一次MR分析において,マクロファージ炎症性蛋白質-1β(MIP-1b)の遺伝学的に測定した循環レベルとRA[オッズ比(OR):0.95,95%信頼区間(CI)=0.92-0.99,p=0.016]の間に,示唆的逆相関があった。効果推定値は代替MR分析において類似していた。MIP-1bのIVとして使用されたSNPの中で,著者らは,共局在化のエビデンスで,文書化されたpleiotrophyと3つのSNPのない92のSNPを見つけた。これら2セットの制限IVを用いた感度解析からのMIP-1bとRAとの会合は安定であった。結論:本研究は,MIP-1bの遺伝学的に測定された上昇循環レベルがRAの低いリスクと関連する可能性があることを示唆する。更なる研究は,MIP-1bおよび関連経路がRAの発症にどのように寄与するかを決定するために正当化される。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  運動器系の疾患 
引用文献 (26件):
  • Ahola-OlliA. V., WürtzP., HavulinnaA. S., AaltoK., PitkänenN., LehtimäkiT., et al (2017). Genome-wide Association Study Identifies 27 Loci Influencing Concentrations of Circulating Cytokines and Growth Factors. Am. J. Hum. Genet. 100 (1), 40-50. doi: 10.1016/j.ajhg.2016.11.007
  • BarraL., SummersK., BellD., CairnsE. (2014). Serum Cytokine Profile of Unaffected First-Degree Relatives of Patients with Rheumatoid Arthritis. J. Rheumatol. 41 (2), 280-285. doi: 10.3899/jrheum.130539
  • BowdenJ., Davey SmithG., BurgessS. (2015). Mendelian Randomization with Invalid Instruments: Effect Estimation and Bias Detection through Egger Regression. Int. J. Epidemiol. 44 (2), 512-525. doi: 10.1093/ije/dyv080
  • BowdenJ., Davey SmithG., HaycockP. C., BurgessS. (2016). Consistent Estimation in Mendelian Randomization with Some Invalid Instruments Using a Weighted Median Estimator. Genet. Epidemiol. 40 (4), 304-314. doi: 10.1002/gepi.21965
  • BurgessS., ButterworthA., ThompsonS. G. (2013). Mendelian Randomization Analysis with Multiple Genetic Variants Using Summarized Data. Genet. Epidemiol. 37 (7), 658-665. doi: 10.1002/gepi.21758
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