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J-GLOBAL ID：202202248580513066   整理番号：22A1009992

打放しコンクリートに生じた表面気泡,ひび割れ,コールドジョイントおよび汚れの外観が許容される限界に関する検討

A CONSIDERATION ON ACCEPTABLE LIMITS OF APPEARANCE OF BUG-HOLES, CRACKS, COLD JOINTS AND STAINING ON EXPOSED CONCRETE

著者 (3件)： 陶山裕樹 (北九州市立大学国際環境工学部建築デザイン学科) ,  高巣幸二 (北九州市立大学国際環境工学部建築デザイン学科) ,  小山田英弘 (北九州市立大学国際環境工学部建築デザイン学科)
資料名： 日本建築学会構造系論文集(Web)  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ) (Web))
巻： 87  号： 793  ページ： 241-250(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： U2476A  ISSN： 1881-8153  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート供試体および鉄筋コンクリート造建築物の表面欠陥の評価に関するアンケート調査を実施した。アンケート回答を統計的に分析し,欠陥評価に影響を与える要因の特定とオッズ比の算出を行った。その結果をもとに,以下を検討した,(1)表面気泡面積率,ひび割れ幅,評価者の半数が許容すると考えられるレベルとして定義される明度の標準偏差の許容範囲,および(2)異なる幅を有するひび割れ外観の心理的受容度,特に3mmの亀裂幅の場合。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 鉄筋コンクリート構造 ,  *表面欠陥 ,  気泡 ,  *表面亀裂 ,  亀裂幅 ,  微小亀裂 ,  明度 ,  コールドジョイント ,  許容限界 ,  *打放しコンクリート ,  建築物 ,  アンケート ,  比率 ,  受容
準シソーラス用語： オッズ比 ,  スミア亀裂 ,  心理的受容度

著者キーワード (12件)： 打放しコンクリート ,  外観 ,  表面気泡 ,  ひび割れ幅 ,  コールドジョイント ,  ロジスティック回帰分析 ,  exposed concrete ,  appearance ,  bug-holes ,  crack width ,  cold joint ,  logistic regression analysis

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (12件)：

• 1) Okajima, T., Kawabe, S., Mizoguchi, Y. and Kuno, M.: Visual assessment of surface finishing concrete, Cement Research and Technology, Vol.5, No.2, pp.95-102, 1994.7 (in Japanese) 岡島達雄, 河辺伸二, 溝口雄一, 久野雅士: コンクリート素地仕上げの視覚心理学的評価, コンクリート工学論文集, 第 5 巻, 第 2 号, pp.95-102, 1994.7
• 2) Liu, L., Masuda, Y., Konishi, T. and Sakaki, T.: Sensibility evaluation to colored architectural concrete using color sand and pigments, Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ), Vol.73, No.630, pp.1233-1238, 2008.8 (in Japanese) 劉霊芝, 桝田桂寛, 小西敏正, 榊智也: 着色細骨材および顔料を用いた打放しコンクリートの色彩に対する感性評価に関する研究, 日本建築学会構造系論文集, 第 73 巻, 第 630 号, pp.1233-1238, 2008.8
• 3) Nakayama, D., Takasu, K., Suyama, H. and Koyamada, H.: Impression evaluation of concrete surface using byproducts, The Fourth Australasia and South-East Asia Structural Engineering and Construction Conference (ASEA SEC 4), Brisbane, Australia, MAT-20-1~6, 2018.12
• 4) American Concrete Institute (AIC): ACI 309.1R-08 Report on Behavior of Fresh Concrete During Vibration, 2008.8
• 5) Architectural Institute of Japan (AIJ): JASS 5 Reinforced Concrete Work, 2018.7 (in Japanese) 日本建築学会: 建築工事標準仕様書・同解説 JASS 5 鉄筋コンクリート工事, 2018.7

タイトルに関連する用語 (8件)： 打放しコンクリート ,  気泡 ,  ひび割れ ,  コールドジョイント ,  汚れ ,  外観 ,  許容 ,  限界