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J-GLOBAL ID:202202248812524953   整理番号:22A1177356

胸腺Tregを調節するLINC00452/miR-204/CHST4Axisは胸腺腫関連重症筋無力症の進行に関与する【JST・京大機械翻訳】

The LINC00452/miR-204/CHST4 Axis Regulating Thymic Tregs Might Be Involved in the Progression of Thymoma-Associated Myasthenia Gravis
著者 (7件):
資料名:
巻: 13  ページ: 828970  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7085A  ISSN: 1664-2295  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:重症筋無力症(MG)は,主に神経筋接合部に影響する自己免疫疾患であり,通常,胸腺腫における免疫障害と関連する。競合的内因性RNA(ceRNA)仮説は,いくつかの自己免疫疾患の発生を調節する内因性機構であることが示されている。しかしながら,ceRNAネットワークが胸腺腫関連MG(TAMG)患者の免疫細胞を調節する機構は,ほとんど検討されていない。【方法】胸腺腫の124人の患者のRNA-seqデータと臨床情報を,癌ゲノムアトラス(TCGA)データベースから得た。患者はMGと診断されたかどうかに従って2群に分けた。ベースライン交絡因子の発生率を減らすために,傾向スコアマッチング法を適用した。次に,4つの公開データベースに基づくグループ間で差次的に発現したRNAを有するceRNAネットワークを構築した。興味のある遺伝子の発現は,qPCRによって検証された。さらに,胸腺腫を浸潤する免疫細胞を予測し,次に,ceRNAネットワークにおける免疫細胞とRNAの間の関連を分析した。TAMG患者における免疫細胞に関連するmRNAの機能をさらに決定するため,MGの胸腺腫患者における遺伝子セット濃縮分析を行った。結果:マッチング後,94人の患者を以下の分析に含めた。合計847のmRNA,409のlncRNA,および45のmiRNAsは,群間で差次的に発現した。18のlncRNA,4つのmiRNA,および13のmRNAを含むceRNAネットワークを構築した。次に,CHST4とLINC00452,miR-204-3pとmiR-204-5pは,qPCRによりMG(NMG)のないTAMG患者と胸腺腫患者の間で差次的に発現したことを確認した。さらに,予測調節性T(Treg)細胞のパーセンテージはTAMG患者において有意に減少した。更なる分析は,LINC00452/miR-204/CHST4軸がMGの進行で胸腺調節T細胞(Tregs)を調節することを示した。結論:本研究では,TAMGの進行に関与するceRNAネットワークを構築し,胸腺TregがTAMG患者において有意に減少し,LINC00452/miR-204/CHST4軸がTAMGの発症において胸腺Tregを調節すると仮定した。これらの知見は,TAMGの調節におけるceRNAネットワークの役割の理解を深め,TAMGの進行における末梢T細胞の動員におけるCHST4の機能を強調する。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  神経系の疾患 
引用文献 (50件):
  • Gilhus NE. Myasthenia gravis. N Engl J Med. (2016) 375:2570-81. doi: 10.1056/NEJMra1602678
  • Gilhus NE, Verschuuren JJ. Myasthenia gravis: subgroup classification and therapeutic strategies. Lancet Neurol. (2015) 14:1023-36. doi: 10.1016/S1474-4422(15)00145-3
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  • Marx A, Willcox N, Leite MI, Chuang WY, Schalke B, Nix W, et al. Thymoma and paraneoplastic myasthenia gravis. Autoimmunity. (2010) 43:413-27. doi: 10.3109/08916930903555935
  • Berrih-Aknin S, Le Panse R. Myasthenia gravis: a comprehensive review of immune dysregulation and etiological mechanisms. J Autoimmun. (2014) 52:90-100. doi: 10.1016/j.jaut.2013.12.011
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