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J-GLOBAL ID：202202249295601189   整理番号：22A1071054

オンラインカウンセリングサービスにおける対話の好感度分析

Sensitivity Analysis of Dialogue in Online Counseling Service

著者 (2件)： 宮本千裕 (慶應義塾大学大学院) ,  萩原将文 (慶應義塾大学大学院)
資料名： 日本感性工学会論文誌(Web)
巻： 21  号： 1  ページ： 105-112(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： U0400A  ISSN： 1884-5258  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,オンラインカウンセリングサービスの対話データを用いて,評判の高い対話の特徴を分析する。具体的には,占いサービスにおける対話データと,利用者による占い師の評価データを用いた。対話でよく使われる言葉,対話のやりとりの長さ,発話の頻度などを分析し,評価の高い占い師の対話について,以下の4つの知見を得た。第一に,占いそのものよりも,カウンセラーとしての役割がより重要であること。第二に,間投詞が使われる傾向がある。第三に,対話の最後に多くの発言が連続する傾向があること。専門用語の過度の使用は避ける,共感表現を適切に使う,対話の最後にアドバイスを与えるなどの知見は,今後の自動対話システム開発において重要な指針になると考えられる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *回線接続 ,  *カウンセリング ,  *好み ,  *度 ,  会話 ,  計算機利用システム ,  感情
準シソーラス用語： *オンライン ,  共感 ,  *好感度 ,  対話 ,  対話システム

著者キーワード (6件)： オンラインカウンセリングサービス ,  NLP ,  対話 ,  オンラインカウンセリングサービス ,  NLP ,  対話

分類 (2件)： 人工知能  (JE08000Z) ,  自然語処理  (JE06000L)

引用文献 (15件)：

• [1] 湯川進太郎:特集「身体と感情」,エモーション・スタディーズ,4(1),pp.1-2,2019.doi: 10.20797/ems.4.1_1.
• [2] 警視庁生活安全局生活安全企画課厚生労働省自殺対策推進室:令和元年中における自殺の状況,2020.
• [3] 西村奈緒美 ほか:「助けて」,投稿は被害者の涙,自殺防止のNPO代表,座間事件裁判を傍聴して,朝日新聞デジタル,Nov.,2020.
• [4] 加藤あず佐,阿部峻介 ほか:戻らない,9人の命「SNS社会に衝撃や不安感与えた」座間事件死刑判決,朝日新聞デジタル,Dec.,2020.
• [5] 大山稜:自治体のLINE活用,急増 14区導入,災害・イベント情報など発信/東京都,朝日新聞デジタル,Nov.,2020.

タイトルに関連する用語 (5件)： オンライン ,  カウンセリング ,  サービス ,  対話 ,  感度分析