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J-GLOBAL ID：202202249456681305   整理番号：22A0061485

近江八幡市の水田地帯で開催された生物観察会における外来種カラドジョウの採集記録

著者 (1件)： 北野大輔 (滋賀県大 大学院環境科学研究科)
資料名： 淡海生物(Web)
巻： 1  ページ： 17-19 (WEB ONLY)  発行年： 2020年03月22日 
JST資料番号： U2626A  ISSN： 2435-5313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・2019年に滋賀県近江八幡市の水田地帯で開催された生物観察会で採集されたカラドジョウについて,生物観察会での採集結果を報告。
・2019年8月13日の近江八幡市北之庄町水田地帯にある水田8枚と隣接水路での生物観察会でカラドジョウ1個体を含む13分類群の水生生物を採集。
・採集したカラドジョウの体長から2018年に生まれた越冬個体であると推定されたが,稚魚は確認されず周辺の繁殖地からの成魚流入の可能性を示唆。
・今後,本種個体数が増加する場合には在来種ドジョウの生息へ影響する懸念があるため,本観察会の記録の活用などにより本種分布の正確な把握が必要であると提言。

シソーラス用語： *滋賀県 ,  *外来種 ,  水田 ,  *ドジョウ科 ,  生息場所 ,  生息環境 ,  ファウナ ,  生物分類 ,  同定
準シソーラス用語： Misgurnus dabryanus ,  *カラドジョウ ,  魚類相 ,  *近江八幡市 ,  種同定

分類 (1件)： 動物生態学一般  (EE03010W)

引用文献 (8件)：

• Hisaoka T., Nakanishi K., Nishida T. (2019) Seasonal occurrence and habitat partitioning of two oriental weather loaches, the alien Misgurnus dabryanus and the endemic M. anguillicaudatus, in Shiga, central Japan. Japanese Journal of Environmental Zoology and Entomology, 30: 103-112
• 稲葉修 (2008) 福島県で確認されたカラドジョウ.日本生態学会東北地区会会報, 68: 18-20
• 金尾滋史 (2019) 8.定例の自然観察会がもたらす新発見とモニタリングとしての機能. 第69回魚類自然史研究会要旨集, 12
• 金尾滋史, 上野世司 (2005) 滋賀県におけるカラドジョウの初記録と定着について. 地域自然史と保全, 27: 59-63
• 北野大輔, 小林慧人 (2019) 淀川水系木津川における特定外来生物チャネルキャットフィッシュ若魚の採集記録. 地域自然史と保全, 41: 57-60

タイトルに関連する用語 (7件)： 近江八幡市 ,  水田地帯 ,  生物 ,  観察 ,  外来種 ,  ドジョウ ,  採集