文献

J-GLOBAL ID：202202249755543817   整理番号：22A0792513

フラム海峡における寒気発生:2020年の極端な季節における気候学,傾向および観測【JST・京大機械翻訳】

Cold Air Outbreaks in Fram Strait: Climatology, Trends, and Observations During an Extreme Season in 2020

著者 (3件)： Dahlke Sandro (Alfred Wegnener Institute, Helmholtz Centre for Polar and Marine Research, Potsdam, Germany) ,  Solbes Amelie (Faculty of Physics and Astronomy, Potsdam University, Potsdam, Germany) ,  Maturilli Marion (Alfred Wegnener Institute, Helmholtz Centre for Polar and Marine Research, Potsdam, Germany)
資料名： Journal of Geophysical Research: Atmospheres  (Journal of Geophysical Research: Atmospheres)
巻： 127  号： 3  ページ： e2021JD035741  発行年： 2022年 
JST資料番号： C0294B  ISSN： 2169-897X  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 北北大西洋のフラム海峡は,海洋寒気発生(MCAO),北風気流下の極大気の南向き放出,の鍵となる地域であり,それは,大気-海洋熱流束,境界層プロセス,および厳しい天候に強い影響を与える。本研究は1979~2020年のERA5再解析製品に基づく異なる強度クラスのFram海峡 MCAOの気候学と10年傾向を調査した。顕著な年年変動の中で,MCAOが時間の約2/3で発生するとき,主なMCAO季節は3月を通して12月であった。有意な10年MCAOは12月と1月に減少し,3月に有意な増加を示す。中冬減少は主に地表と低大気の間の温暖化の異なるペースに関係するが,3月の増加は総観循環パターンの変化に関係する。後者の説明として,バレンツ海海氷の後退,低気圧活動の強化とFram海峡 MCAOの間の可能なフィードバックを仮定した。3月の間,より強いMCAOに対する傾向を例証するために,本研究は2020年初期における記録破壊MCAO季節を詳述し,2020年3月の極端なMCAOイベントの観測事例研究を行った。それによって,ラジオゾンデ観測は,MCAO前処理段階中の断熱冷却と乾燥の稀な観察証拠を提供するために,運動学的空気逆トラジェクトリーと組み合わせた。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 境界層 ,  冷却 ,  熱流束 ,  気流 ,  *海峡 ,  *気候学 ,  冬 ,  海氷 ,  海洋 ,  大気 ,  低気圧 ,  ラジオゾンデ ,  事例研究 ,  トラジェクトリー ,  温暖化

著者キーワード (4件)： 寒気発生 ,  北大西洋の変動性 ,  空気質量変換 ,  海洋-大気エネルギー交換

分類 (4件)： 海洋の構造・力学・循環  (DC06030G) ,  気候学,気候変動  (DC05140T) ,  大気大循環,熱帯気象  (DC05060G) ,  大規模擾乱,台風,大気重力波  (DC05070R)

タイトルに関連する用語 (6件)： フラム海峡 ,  寒気 ,  季節 ,  気候学 ,  傾向 ,  観測