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J-GLOBAL ID:202202249812654277   整理番号:22A0566962

Cu-Cr複合ワイヤの強度と電気伝導率の2段階回転スエージングと時効処理による強化【JST・京大機械翻訳】

Enhancing strength and electrical conductivity of Cu-Cr composite wire by two-stage rotary swaging and aging treatments
著者 (4件):
資料名:
巻: 231  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0437B  ISSN: 1359-8368  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Cu-Cr複合材料の広い応用は,引張強度と電気伝導率のトレードオフによって非常に制限される。本研究では,Cu-3.11Cr複合ワイヤの強度と電気伝導率の組み合わせを改善するために,回転スエージ加工(RS)とその後のエージングの工業的方法を採用し,プロセス中の微細構造の進展を明らかにした。Cu-3.11Crのマトリックス結晶粒は変形中に著しく微細化し,伸長し,繊維状構造が形成されることが分かった。等価歪~3.5のRS処理後に,結晶粒の平均直径は約3.9μmに減少した。さらに,初期ミクロンサイズのCr粒子の大部分は,繊維複合材料強化の役割を果たし,電子の散乱効果を減少させる軸方向に沿って,激しく伸びた。さらに,多くのナノサイズCr粒子がその後の時効過程でマトリックス中に再析出した。2段階スエージングとエージングの後,Cu-3.11Cr複合ワイヤは,580MPaの極限引張強度と81.1%IACS(国際焼鈍銅標準)の電気伝導率を有する良好な総合的特性を得た。高強度は,転位,結晶粒微細化,分散および析出ならびに繊維-複合材料強化に起因した。時効処理中のCuマトリックスからのCr原子の析出は,強度の損失なしに電気伝導率の向上に不可欠である。これらの知見は,高性能Cu-Cr複合材料の大量生産におけるいくつかの新しい洞察を提供することができる。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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分散強化合金  ,  非鉄金属材料 

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