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J-GLOBAL ID:202202249826173163   整理番号:22A1038340

環状RNA circPSD3のダウンレギュレーションは明細胞腎細胞癌におけるFBXW7発現調節により転移を促進する【JST・京大機械翻訳】

Downregulation of Circular RNA circPSD3 Promotes Metastasis by Modulating FBXW7 Expression in Clear Cell Renal Cell Carcinoma
著者 (14件):
資料名:
巻: 2022  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7781A  ISSN: 1687-8450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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非コードRNAの新規クラスである環状RNA(circRNA)は,明細胞腎細胞癌(ccRCC)において決定的な調節的役割を果たすことが示されている。転移はccRCC患者の予後不良の主因である。しかし,ccRCC転移におけるサーコRNAの役割は完全には解明されていない。本研究では,ミクロアレイとRNA-seq分析は,circPSD3(hsa_cir_000211)が,隣接する非腫瘍組織と比較してccRCC組織で劇的にダウンレギュレートされたことを明らかにした。ccRCCコホートで行ったqRT-PCR分析はccRCC組織でのcircPSD3のダウンレギュレーションを確認し,さらに,ccRCC3発現の低レベルがccRCC患者における腫瘍転移と関連することを示唆した。機能的研究の結果に基づいて,循環PSD3はin vitroで細胞移動,浸潤および上皮間葉移行(EMT)を有意に阻害し,in vivoで肺転移を遮断した。機構的には,サークルPSD3はマイクロRNA25-3p(miR-25-3p)の競合内因性RNAとして機能し,F-boxとWD反復ドメイン含有7(FBXW7)発現を調節する。更なる検証は,サークルPSD3過剰発現が細胞におけるEMT様表現型を抑制することを示したが,miR-25-3pは部分的にこれらの効果をレスキューした。要約すれば,循環PSD3はmiR-25-3p/FBXW7-EMT軸を抑制することにより腫瘍転移を阻害し,ccRCCに対する潜在的診断および治療標的として開発される可能性がある。Copyright 2022 Xuexia Xie et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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泌尿生殖器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
引用文献 (43件):
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