文献

J-GLOBAL ID：202202249881892229   整理番号：22A1162852

多層カーボンナノチューブの窒素利用効率と栄養価を改善する多層カーボンナノチューブ【JST・京大機械翻訳】

Multi-walled carbon nanotubes improve nitrogen use efficiency and nutritional quality in Brassica campestris

著者 (9件)： Cai Shixin (College of Land and Environment, National Engineering Laboratory for Efficient Utilization of Soil and Fertilizer Resources, Northeast Key Laboratory of Conservation and Improvement of Cultivated Land, Ministry of Agriculture and Rural Affairs, Shenyang Agricultural University, Shenyang 1...) ,  Zhang Peng ,  Guo Zhiling ,  Jin Feng ,  Wang Jingyuan ,  Song Zijie ,  Nadezhda Tcyganova ,  Lynch Iseult ,  Dang Xiuli
資料名： Environmental Science: Nano  (Environmental Science: Nano)
巻： 9  号： 4  ページ： 1315-1329  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2463A  ISSN： 2051-8161  CODEN： ESNNA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Brassica campestrisによる栄養品質と窒素同化と利用に及ぼす土壌への多層カーボンナノチューブ(MWCNTs)の添加の影響を探究するために,ポット試験を5つの処理で行った:従来の施肥(CK),従来の施肥+MWCNTs(C),10%窒素(N)還元+MWCNTs(N_1+C),20%N還元+MWCNTs(N_2+C),および30%N還元+MWCNTs(N_3+C)。MWCNTの濃度は,各ポットで1kg空気乾燥土壌当たり10mgであった。土壌および植物サンプルを,処理後15日目,30日目および45日目に採取した。窒素代謝に関連する酵素の土壌特性と活性を測定した。土壌及び植物におけるN同化,15N豊度及び窒素利用効率(NUE)を15N安定同位体トレーサ法を用いて測定した。結果は,N_2+C処理における植物高さ,新鮮重,乾物量,葉幅および葉面積が,それぞれ13.16%,53.97%,35.11%,55.09%および66.63%増加し,一方,他の処理およびCKの間に有意差がないことを示した。可溶性糖と蛋白質の含有量は,N_2+C処理後,それぞれ71.36%と26.39%増加した。N_2+C処理はNUEを85.92%有意に改善した。更なる試験は,N_2+C処理が,植物における土壌酵素の活性(ウレアーゼの27.10%,スクラーゼの12.06%,プロテアーゼの55.64%,硝酸レダクターゼの33.62%),およびN代謝酵素(硝酸レダクターゼの70.65%,グルタミンシンテターゼの60.89%,およびグルタミン酸シンテターゼの67.29%)を強化し,それはNUEの改善に寄与するかもしれないことを示した。本研究は,MWCNTsが植物のNUEを改善するために農業に潜在的に適用できることを示唆する。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 還元 ,  *効率 ,  施肥 ,  酵素 ,  ウレアーゼ ,  グルタミンシンテターゼ ,  硝酸レダクターゼ ,  タンパク質 ,  窒素同化 ,  *栄養価 ,  アブラナ ,  乾物量 ,  ポット試験 ,  *多層カーボンナノチューブ
準シソーラス用語： *窒素利用効率 ,  新鮮重 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 多層カーボンナノチューブ ,  窒素利用効率 ,  栄養価