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J-GLOBAL ID：202202249903184611   整理番号：22A1158238

脆弱性が低下するが,増加する影響:ネパールにおける気候災害の傾向【JST・京大機械翻訳】

Declining vulnerability but rising impacts: the trends of climatic disasters in Nepal

著者 (3件)： Chapagain Dipesh (Center for Development Research, University of Bonn, Bonn, Germany) ,  Bharati Luna (International Center for Water Resources and Global Change, Koblenz, Germany) ,  Borgemeister Christian (Center for Development Research, University of Bonn, Bonn, Germany)
資料名： Regional Environmental Change  (Regional Environmental Change)
巻： 22  号： 2  ページ： 55  発行年： 2022年 
JST資料番号： W4893A  ISSN： 1436-3798  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気候災害の影響は世界的に上昇している。いくつかの研究は,この上昇傾向が人口の急速な成長および災害にさらされた富裕に起因すると主張する。他は,人為的気候変動による極端な気象事象の上昇が,増加の原因であると主張する。したがって,災害影響の増加の原因は,不明のままである。所得に対する災害の影響は低所得国ではより高いが,既存の研究は先進国または国境レベルでは大部分である。ここでは,事例研究としてネパールを用いて,低所得国の亜国家規模での気候的災害影響と脆弱性の時空間傾向とそれらの気候と社会経済的要因への属性を評価した。生命の喪失は災害の最も極端な結果である。したがって,著者らは,災害影響の尺度としてヒト死亡率を採用し,ヒト脆弱性の尺度として曝露個体群によって正規化した死亡率を採用した。著者らは,気候災害頻度と死亡率が1992年から2021年までのネパールで増加することを見出した。しかし,災害リスク低減と気候変動適応における経済成長と進展のため,脆弱性は減少した。災害死亡は災害頻度と正相関し,一人当たり所得と負相関するが,曝露集団とは相関しない。したがって,個体群成長はネパールにおける災害死亡率の上昇を引き起こさない可能性がある。気候変動による災害発生の強い上昇は,脆弱性減少の影響を克服し,災害死亡率の上昇を引き起こした。Copyright The Author(s) 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 経済成長 ,  気象 ,  *気候 ,  死 ,  死亡率 ,  ヒト ,  気候変動 ,  個体群 ,  事例研究 ,  *災害 ,  先進国 ,  順相 ,  正規化
準シソーラス用語： リスク低減 ,  気候変動適応 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 気候災害 ,  死亡率 ,  脆弱性 ,  損失正規化 ,  属性 ,  ネパール

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (3件)： 脆弱性 ,  ネパール ,  傾向