文献

J-GLOBAL ID：202202250164852644   整理番号：22A0976442

ReS_2ナノリボンの安定性,電子構造および磁性の密度汎関数理論計算 電極触媒反応のための新しい材料【JST・京大機械翻訳】

Density Functional Theory Calculations of the Stability, Electronic Structure, and Magnetism of ReS₂ Nanoribbons: An Emerging Material for Electrocatalytic Reactions

著者 (2件)： Aparna M. P. (Department of Physics, National Institute of Technology Calicut, Kerala, India) ,  Chatanathodi Raghu (Department of Physics, National Institute of Technology Calicut, Kerala, India)
資料名： ACS Applied Nano Materials  (ACS Applied Nano Materials)
巻： 5  号： 2  ページ： 2385-2394  発行年： 2022年 
JST資料番号： W5033A  ISSN： 2574-0970  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有限幅ナノリボンの形で,二次元ナノ材料はそれらのエッジにより興味深い構造,電子,および磁気特性を有する。MoS_2ナノリボンはセンサや電極触媒材料への応用のために広く研究されている。本論文では,密度汎関数理論を用いて,エッジ形状,安定性,電子構造および磁性に対するReS_2のナノリボンを調べた。非磁性直接バンドギャップ半導体である単層ReS_2は,開裂時にナノリボンに対して3種類の安定なエッジ形状を生成することを見出した。これらの一つはアームチェア状エッジ構造を持ち,一方,他の2つはジグザグ型であり,これらの3つはReS_2のα,β,γナノリボンとそれぞれ命名された。これらのリボンの生成エネルギーを用いて安定性を解析し,リボン幅への依存性を調べた。ここで考察したいくつかのナノリボンは,エッジでの不飽和原子価による磁性を示す。エッジ原子スピンの秩序化は,異なる種類の磁気状態をもたらす。リボンの電子構造は,破壊結合から生じる状態により興味深い金属および半導体挙動を示した。水素によるエッジReとS原子の不動態化は,より良い安定性をもたらす。不動態化後の電子状態は構造に依存した。ReS_2ナノリボンは,それらのエッジ構造と興味深い電子および磁気特性のために,他の遷移金属ジカルコゲン化物ナノリボンの間で独特であり,それは電気化学触媒作用の分野で広い応用に導くことができる。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 原子 ,  半導体 ,  水素 ,  不動態化 ,  単分子層 ,  原子価 ,  *電極触媒 ,  二次元 ,  *リボン結晶 ,  *磁性 ,  *密度汎関数法 ,  *ナノ構造 ,  バンドギャップ ,  電子状態 ,  ナノ材料
準シソーラス用語： *ナノリボン ,  形成エネルギー ,  直接バンドギャップ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 遷移金属ジカルコゲナイド ,  二硫化レニウム ,  2D単分子層 ,  ナノリボン ,  地層エネルギー ,  不動態化 ,  平面波DFT ,  電子構造

分類 (1件)： 半導体結晶の電子構造  (BM02060N)

タイトルに関連する用語 (6件)： ナノリボン ,  安定性 ,  電子構造 ,  磁性 ,  密度汎関数理論計算 ,  電極触媒反応