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J-GLOBAL ID：202202250257030276   整理番号：22A0321762

燐灰石のREE富化:オーストラリアのカンブリア紀Georgina盆地の例【JST・京大機械翻訳】

REE enrichment of phosphorites: An example of the Cambrian Georgina Basin of Australia

著者 (5件)： Valetich Matthew (Geological Survey of Queensland, Brisbane, QLD 4000, Australia) ,  Zivak Diana (The University of Adelaide, Department of Earth Sciences, Adelaide, SA 5005, Australia) ,  Spandler Carl (The University of Adelaide, Department of Earth Sciences, Adelaide, SA 5005, Australia) ,  Degeling Helen (Geological Survey of Queensland, Brisbane, QLD 4000, Australia) ,  Grigorescu Micaela (Geological Survey of Queensland, Brisbane, QLD 4000, Australia)
資料名： Chemical Geology  (Chemical Geology)
巻： 588  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0081A  ISSN： 0009-2541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リン酸塩に富む堆積岩(燐灰岩)は,「緑の技術と再生可能エネルギー供給の開発に重要な希土類元素(REE,Yを含む)の重要な濃度である。エピ大陸Georgina盆地からのカンブリア紀(ca.505Ma)燐灰岩は0.5wt%REEまで含有でき,地球的に最もREEに富む燐灰岩の中にそれらをマーキングする。この対比は,世界中のカンブリア紀燐灰岩のREE付与を一般的に提案した以前の研究と対照的である。ここでは,Georgina盆地の北部,中部および南部のREE濃度における大きさ変動の桁を報告する。中心-対数比(CLR)変換全岩地球化学データに主成分分析(PCA)を用いて,盆地(Ardmore,Duches,リン酸塩Hill)の南部リン酸塩の見通しが,主要な一次リン酸塩鉱物炭酸塩フルオロアパタイト(CFA)(P_2O_5,CaO,Na_2O,REE,Sr,および恐らくBa)に置換する元素の高い濃度を持ち,一方,中央および北部見通し(LilyおよびSherrin Creek,Barr Creek,DTREE,Paradise SouthおよびParadise North)のそれらは,CFA格子(SiO_2,TiO_2,Al_2O_3,K_2O,MgO,Zr,Nb,Cs,GaおよびRb)から典型的に排除される元素の高い濃度によって特性化される陸源物質のより大きな寄与を示す。REE濃度は,中央と北部展望より南部の見通しで2桁高く,一方,全ての見通しからの燐灰岩は現代の海水様REEパターンを示す。時間を通しての海水化学の地球規模の永年変化は,Georgina盆地燐灰岩のREE含有量に関する支配的な制御であり,その相対的短い時間スパン(約<5m.y.),エピ大陸と開放海水の限られた相互作用,および局所化された盆地スケールでのREE濃度における大きさ変動の順位である。その代りに,盆地を横断するREE濃度の変化は,多分,その原因であろう。1)組織の違いは,北と中央の見通しを支配するアパタイト非ペレット泥岩と,南の大部分がペレット(粒状)燐灰岩である。2)近位基盤岩と河川/地下水入力を反映する局所海水組成。南部の見通しにおけるREEのより高い濃度は,A型花崗岩と片岩の変堆積基盤岩との表面と地下水の相互作用によって説明される。したがって,ホスファチック堆積岩のREEの探査性は,地球規模の海水化学における時間的変動によっては支配されないが,むしろ局地的な堆積学と発生源の地域因子によって制御されていることを示唆する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  濃度 ,  *燐灰石 ,  地球 ,  岩石 ,  河川 ,  リン酸塩 ,  元素 ,  *カンブリア紀 ,  地球化学 ,  炭酸塩 ,  燐灰土 ,  大陸 ,  主成分分析 ,  *盆地

著者キーワード (4件)： Georgina盆地 ,  燐灰石 ,  REE化学 ,  炭酸塩フルオロアパタイト

分類 (2件)： 岩石圏の地球化学一般  (DD01041C) ,  同位体地質学  (DD01042T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 燐灰石 ,  REE ,  富化 ,  オーストラリア ,  カンブリア紀 ,  盆地