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J-GLOBAL ID：202202250661078755   整理番号：22A0920552

熱変形予測のための三次元温度分布のセンシング能力を有する構造部品【JST・京大機械翻訳】

Structural components with sensing capability of three-dimensional temperature distribution for thermal deformation prediction

著者 (3件)： Inoue Tatsuyuki (The University of Tokyo, Tokyo, Japan) ,  Kizaki Toru (The University of Tokyo, Tokyo, Japan) ,  Sugita Naohiko (The University of Tokyo, Tokyo, Japan)
資料名： Precision Engineering  (Precision Engineering)
巻： 75  ページ： 153-166  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0734B  ISSN： 0141-6359  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 加工プロセスにおける誤差の約70%は熱変形に起因する。この点で,補償スキームは,熱変形を相殺し,良好な加工品質を維持するのに有効であるが,機械構造の温度分布の精密な測定を必要とする。したがって,本研究では,直列に相互接続した温度センサ(LATSIS)の大規模アレイを持つ工作機械の構造部品を提案した。三次元温度分布を,埋込みLATSISによって得て,それは,優れた精度で熱誤差補償を潜在的に実現することができた。本研究の主目的は,減衰特性,重量,および熱補償能力などの従来の材料と比較して,提案した複合材料の潜在的な優位性を評価することである。さらに,鋼シェルに埋め込まれたポリマーコンクリート(PC)からなるブロック形構造部品を設計した。また,LATSISをPCに埋め込んだ。比較のために,他の構造を鋳鉄で設計し,類似の剛性を持ち,提案した部品と同様の設計空間にフィットさせた。カンチレバーとして固定した成分を用いて間欠加熱実験を行った。LATSISとレーザ変位計を用いて,各カンチレバーのエッジでの温度と変位変化をそれぞれ収集した。温度データを補間し,温度分布を得るために,熱有限要素法解析を用いた熱変形を予測した。結果は,熱変形が,鋳鉄で作られたものと比較して,提案した複合材料で作られた構造でより正確に予測できることを示した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *温度 ,  *温度分布 ,  工作機械 ,  実験 ,  鋼 ,  鋳鉄 ,  剛性 ,  片持梁 ,  *熱変形 ,  相互接続 ,  変位 ,  減衰特性 ,  *三次元
準シソーラス用語： 有限要素解析 ,  誤差補償 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 工作機械 ,  熱誤差補償 ,  温度センサ ,  ポリマーコンクリート

分類 (3件)： 熱力学  (BA08040X) ,  特殊加工  (QC04000Y) ,  切削一般  (QC02010V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱変形 ,  予測 ,  温度分布 ,  センシング ,  能力