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J-GLOBAL ID：202202250915228852   整理番号：22A1045677

量子熱化学における多成分クラスタに対する一貫した形成自由エネルギーの定義【JST・京大機械翻訳】

A consistent formation free energy definition for multicomponent clusters in quantum thermochemistry

著者 (1件)： Halonen Roope (Center for Joint Quantum Studies and Department of Physics, School of Science, Tianjin University, 92 Weijin Road, Tianjin, 300072, China)
資料名： Journal of Aerosol Science  (Journal of Aerosol Science)
巻： 162  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： D0776A  ISSN： 0021-8502  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 量子化学計算は,古典的核形成理論(CNT)で用いた液滴モデルよりも,サブナノメートルクラスタの熱力学を記述することを証明した。しかし,多成分クラスタの標準量子化学自由エネルギーは,核形成速度に対するCNT発現の指数に現れる量と基本的に両立しない。この不和合性の起源は統計的熱化学にあることが知られているが,CNT内の自己矛盾の多くの議論された問題にもつながっている。これらの問題は核形成の以前の理論研究の主な結果に影響しないが,クラスタ形成の量子化学における自由エネルギーの性質についての徹底的な解析と議論が欠けている。本研究では,質量作用の法則と一般平衡クラスタ分布関数を用いて,生成自由エネルギーに対する一貫した定義を提示し,この定義を気相量子熱化学計算に適用した。この内部整合性は,高レベル熱化学データをCNTの基本フレームワークに統合することを可能にし,液体液滴モデルはそれを含んだ。さらに,この解析に基づいて,広く用いられている数値acdcモデルに適合する定常状態核形成速度に対する簡単な解析式を導いた。説明例として,一貫した形成自由エネルギーと核形成速度を示し,様々な温度と単量体蒸気圧条件で,大気関連H_2SO_4-NH_3クラスタに対して解析した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *自由エネルギー ,  液滴模型 ,  核形成 ,  蒸気圧 ,  速度 ,  統計力学 ,  熱力学 ,  分布関数 ,  単量体 ,  *クラスタ ,  モデル ,  気相 ,  量子化学
準シソーラス用語： 核形成速度 ,  *熱化学 ,  量子化学計算 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 核形成 ,  新しい粒子形成 ,  大気クラスタ ,  熱化学 ,  統計力学 ,  古典的核形成理論

分類 (1件)： エーロゾル  (CB11030Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 量子 ,  熱化学 ,  クラスタ ,  自由エネルギー ,  定義