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J-GLOBAL ID：202202251327878478   整理番号：22A1065344

モデル過冷却液体の有限サイズスケーリングと熱力学:長距離濃度ゆらぎと引力相互作用の役割【JST・京大機械翻訳】

Finite-size scaling and thermodynamics of model supercooled liquids: long-range concentration fluctuations and the role of attractive interactions

著者 (4件)： Banerjee Atreyee (Max Planck Institute for Polymer Research, Ackermannweg 10, 55128 Mainz, Germany. [e-mail] [e-mail]) ,  Sevilla Mauricio ,  Rudzinski Joseph F. ,  Cortes-Huerto Robinson
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 18  号： 12  ページ： 2373-2382  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モデル過冷却液体の部分構造因子,Kirkwood-Buff積分(KBI)および化学ポテンシャルを,引力相互作用の有無で計算する。動径分布関数の尾部における比較的小さな差異が,対照的な熱力学的特性をもたらすかどうかを調べることを目指した。著者らの結果は,魅力的なポテンシャルが長距離構造の核形成に有利であることを示唆する。実際,温度を下げると,Bathia-Thornton構造因子はk→0極限で異常な挙動を示す。熱力学的限界に外挿したKBIは,この描像を確認し,過剰配位数は,長距離濃度変動による異常を同定した。対照的に,純粋反発系は,同じ温度間隔に対して完全に混和性であり,結晶状態で定性的に類似した濃度変動を明らかにした。さらに,等温圧縮率と化学ポテンシャルの両方の違いは,熱力学が相互作用ポテンシャルの短距離反発部分によって完全に支配されず,引力相互作用の非摂動的役割を強調することを示した。最後に,両系がほぼ同一の動的特性と反発相互作用を示す高密度で,異常は消失し,両系とも類似の熱力学的性質を示した。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 化学ポテンシャル ,  核形成 ,  構造因子 ,  *相互作用 ,  動径分布関数 ,  *熱力学 ,  相溶性 ,  *モデル ,  ポテンシャル ,  *引力 ,  摂動 ,  配位数 ,  *過冷却液体
準シソーラス用語： 相互作用ポテンシャル ,  *濃度ゆらぎ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  ゆらぎ,ランダム過程,Brown運動,輸送過程の一般的理論  (BA08020B)

タイトルに関連する用語 (9件)： モデル ,  過冷却液体 ,  有限サイズスケーリング ,  熱力学 ,  長距離 ,  濃度ゆらぎ ,  引力 ,  相互作用 ,  役割