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J-GLOBAL ID：202202251364972886   整理番号：22A0286006

Fenton様触媒として鉄と窒素含有炭素ドットを用いたメチレンブルーの接触分解【JST・京大機械翻訳】

Catalytic degradation of methylene blue using iron and nitrogen-containing carbon dots as Fenton-like catalysts

著者 (4件)： Beker Sabrina A. (School of Science, STEM College, RMIT University, Bundoora, VIC 3083, Australia. [e-mail]) ,  Khudur Leadin S. ,  Cole Ivan ,  Ball Andrew S.
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 46  号： 1  ページ： 263-275  発行年： 2022年 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 廃水汚染は,既存の深刻な環境問題である。主要な廃水汚染源の1つは,染料産業からであり,その排出は,人間と環境健康への悪影響のため,生態系に深刻な脅威をもたらす。従来の廃水処理は,そのような非生分解性汚染物質を効果的に処理することに関して限られている。したがって,本研究は,Fenton様触媒として炭素ドットを用いた先進酸化プロセス(AOPs)による市販染料メチレンブルー(MB)の分解を調べることを目的とした。鉄および窒素含有炭素ドット(Fe,N-CD)を水熱反応により合成し,MBの分解における触媒として利用した。FTIR,XPS,TEM,ζ電位,PLおよびUV-Vis分析を含むドット特性を記述するために,多重キャラクタリゼーション技術を採用した。キャラクタリゼーションは,7nm直径の合成,鉄と窒素表面官能性に富む球状負に荷電したドットを明らかにした。メチレンブルーは,最適条件下(50°C,pH8,H_2O_2147mM,触媒濃度0.5mg/mL)で,ほぼ100%の染料(20mg/L)を除去する革新的グリーンレメディエーション技術を用いて,穏やかな条件下で分解できた。(50°C,pH8,H_2O_2147mM,触媒濃度0.5mg/mL)。Fe,N-CDの活性機構を推定し,ヒドロキシルラジカル,一重項酸素及び正孔のようなフリーラジカルの関与を示唆した。重要なことに,Microtoxを用いて評価した排水毒性は,非毒性排水の生成を確認した。本研究は,Feを用いて,N-CDsが廃水汚染を分解する効果的方法であり,一方,その毒性を著しく最小化することを示した。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 廃水 ,  廃水処理 ,  排水 ,  *窒素 ,  *鉄 ,  染料 ,  *触媒 ,  汚染物質 ,  ζ電位 ,  汚染源 ,  *接触分解 ,  ヒドロキシルラジカル ,  FTIR分光法 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  スルホニウム ,  硫黄複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第三アミン
準シソーラス用語： Microtox , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  酵素の応用関連  (EB09100B) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  光化学反応  (CB08020F) ,  分解反応  (CF02080P)

物質索引 (1件)： メチレンブルー

タイトルに関連する用語 (6件)： 触媒 ,  鉄 ,  窒素 ,  炭素ドット ,  メチレンブルー ,  接触分解