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J-GLOBAL ID:202202251393301117   整理番号:22A0577729

超高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析を用いた水試料のアセチルコリンエステラーゼ阻害スクリーニングのための高感度アプローチ【JST・京大機械翻訳】

A sensitive approach for screening acetylcholinesterase inhibition of water samples using ultra-performance liquid chromatography-tandem mass spectrometry
著者 (5件):
資料名:
巻: 1190  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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超高性能液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(UPLC-MS/MS)に基づくアセチルコリン(ACh)の加水分解速度を測定することにより,アセチルコリンエステラーゼ(AChE)活性に対する水溶液の阻害効果を評価するための高感度アッセイを開発した。AChとその加水分解生成物コリン(Ch)の前駆体イオンと生成物イオンを同定した後,これら2つの検体の分離クロマトグラムを50mm逆相BEH Shield RP18カラムを用いて確立した。全クロマトグラフィー分離時間は7分;AChとChの検出限界(LODs)は,それぞれ0.14μgL-1と0.12μgL-1であった。次に,AChEの不活性化と操作パラメータの最適化のための簡単な方法を順次実行した。溶液pHを2.5に調節することは,酵素反応を終了するだけでなく,UPLC-MS/MS検出中のクロマトグラフィー分離における水性マトリックスに起因するバンドシフトと広がりを解決できることが分かった。0.00075U mL-1AChEの条件下,100μg L-1のAChの初期濃度と20分の観察時間で,クロルピリホス-オキソン,ジアゾキソン,マラオキソン,メチダチオンオキソン,オメトエートとパラオキソンに対する提案されたアッセイのIC_50値は,それぞれ3.5nM,16.8nM,2.4nM,6.8nM,270nMと36.9nMであった。それらはLC-MSベースの方法において報告されたものより4.5-51.9倍小さく,従来のEllman法で得られたものより>120倍低かった。結果は,提案したアッセイが市販AChEの感度を著しく増加させることを示唆した。さらに,AChE活性に及ぼす3つの表面水,地下水および4つの市販ブランドのボトルド飲料水試料の抑制効率を,このUPLC-MS/MSベース法を用いて最初に測定した。これらの水試料はAChE活性に対して異なる阻害効果を有し,溶解有機炭素(DOC)の濃度に依存した抑制効率は,254nm(UV_254)値でのUV吸収に依存しないことが分かった。これらの結果は,提案した方法が他のすべての従来法に対して高感度の利点を有することを示した。有機リン系農薬(OPPs)のような神経毒性汚染物質を含む水溶液の毒性を低レベルで評価するための有望なAChE阻害アッセイになるか,またはAChE活性に対する天然水の潜在的阻害効果を評価するために用いた。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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有機化合物の各種分析  ,  薬物の分析  ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析 
物質索引 (1件):
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