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J-GLOBAL ID:202202251413097569   整理番号:22A0919152

仮想スクリーニングと生物学的評価によるマウスにおけるLPS誘発急性肺損傷(ALI)に対するチアムフェニコールの特異的阻害作用の発見【JST・京大機械翻訳】

Discovery of the specific inhibitory effect of thiamphenicol on LPS-induced acute lung injury (ALI) in mice through virtual screening and biological evaluation
著者 (9件):
資料名:
巻: 1257  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0948B  ISSN: 0022-2860  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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急性肺損傷(ALI)は急性で持続性の肺炎症症候群である。好中球エラスターゼ(NE)活性はALI中に増加し,肺炎症を調節し,続いて肺損傷を引き起こす種々のマトリックス蛋白質を加水分解する。ピロリジントランスラクタム構造を有する小分子化合物はNEと結合し,その活性を阻害し,モデル動物におけるALIの症状を改善する。この情報に基づき,化合物ライブラリーにおいてNE阻害活性を有する可能性のあるピロリジンtrans-ラクタム構造を有する小分子化合物の仮想スクリーニングを行い,そして,潜在的NE阻害活性を有する化合物チアムフェニコール(TAP)を最終的に得た。ALIのマウスにおけるin vivo実験は,TAPがLPS誘発肺水腫を有意に減少させ,微小血管透過性を低下させ,肺組織における病理学的および病理学的損傷を改善し,肺胞-毛細血管内皮バリアの正常構造と機能を維持することを示した。また,血管内皮-カドヘリン(VE-cad)の分解を改善することができた。薬理学的機構試験はまた,TAPがLPS誘導ALIマウスの肺組織におけるNE活性を有意に阻害したが,NE蛋白質の発現には影響しないことを示した。さらに,TAPの適用はALIの従来の臨床治療におけるグルココルチコイドの副作用を引き起こさなかった。著者らは,ALIの治療に用いる薬物の新しい構造を提供することができ,ALIの治療のための薬物として新しい化学構造の開発に寄与するであろうと信じる。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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消炎薬の基礎研究  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  呼吸器の基礎医学 

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