文献

J-GLOBAL ID：202202251527761241   整理番号：22A1081647

MFIゼオライト,SBA-15およびシリカ担持ヘテロポリ酸上のメタノール吸着質安定性を制御する閉じ込めおよび表面サイト【JST・京大機械翻訳】

Confinement and surface sites control methanol adsorbate stability on MFI zeolites, SBA-15, and a silica-supported heteropoly acid

著者 (5件)： Li Zheng (Institute of Technical Chemistry, University of Stuttgart, Pfaffenwaldring 55, 70569 Stuttgart, Germany. [e-mail]) ,  Dittmann Daniel ,  Rieg Carolin ,  Benz Michael ,  Dyballa Michael
資料名： Catalysis Science & Technology  (Catalysis Science & Technology)
巻： 12  号： 7  ページ： 2265-2277  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2461A  ISSN： 2044-4761  CODEN： CSTAGD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここでは,種々の不均一触媒上のメタノール吸着物を研究した。飽和MFIゼオライト,SBA-15材料およびシリカに担持されたシリコタングステン酸(STA)からメタノールを,それぞれ珪質,NaおよびH型で定量的に脱着した。1Hおよび13C MAS NMRおよびDRIFTSにより表面種を同定した。飽和表面上で,弱い表面相互作用において液体様メタノールを見出した。珪質材料では,シラノールSi(OH)基への吸着は,特にSBA-15のような非晶質細孔壁を有する材料で支配的である。ミクロ多孔性シリカライト上の弱いメタノール結合はミクロ孔閉じ込めによる反発効果に起因する。Na型材料では,Na+対イオンのメタノール錯体はNa-ZSM-5ミクロ孔中のメタノールの吸着を支配した。強い閉込めは,より少ない閉じ込めシステムと比較して,より強いメタノール吸着をもたらした。閉じ込めなしでは,Na+の錯体は全く観察されず,Si(OH)基は吸着を支配した。H型材料では,酸性サイトでのメタノール錯体は,H-ZSM-5の閉じ込めの下で,より高い量で生成した。423Kでの処理後,ジメチルエーテル(DME)の生成がIRと13C MAS NMR分光法とδ_1=14.4ppmで見出された酸部位プロトンピークによって証明された。Si(OH)基は,対イオンおよび酸部位(Na+およびH+)よりも強いメタノールに結合した。これは欠陥とSi(OH)密度が不均一反応にどのように影響するかを説明する。著者らの知見は,ミクロ孔における閉じ込めが対イオンNa+と酸部位H+でのメタノール錯体の安定化に重要であることを示した。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *吸着 ,  相互作用 ,  ナトリウム ,  *二酸化ケイ素 ,  不均一系反応 ,  非晶質 ,  *ヘテロポリ酸 ,  シラノール ,  酸性 ,  MASNMR ,  シリカライト ,  対イオン ,  ZSM-5 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 不均一系触媒 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (9件)： MFIゼオライト ,  SBA-15 ,  シリカ ,  担持 ,  ヘテロポリ酸 ,  メタノール ,  吸着質 ,  安定性 ,  閉じ込め