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J-GLOBAL ID：202202251609609751   整理番号：22A0974364

有限温度での単結晶ヘキサセンにおけるHerzberg-Teller効果【JST・京大機械翻訳】

Herzberg-Teller Effect in Single-Crystalline Hexacene at Finite Temperatures

著者 (5件)： Qian Yuqin (Department of Chemistry and Biochemistry, Utah State University, Utah, United States) ,  Zhang Tong (Department of Chemistry and Biochemistry, Utah State University, Utah, United States) ,  Li Xia (Department of Chemistry and Biochemistry, Utah State University, Utah, United States) ,  Rao Yi (Department of Chemistry and Biochemistry, Utah State University, Utah, United States) ,  Chen Hanning (Department of Chemistry, American University, DC, United States)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 126  号： 7  ページ： 3366-3374  発行年： 2022年 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光励起に対する電子波動関数の核依存性を光吸収スペクトルの線形状に符号化した。実験的に,偏光可視-近赤外顕微鏡を用いて,77,185および293Kでの単結晶ヘキサセンの電子スペクトルを測定した。シミュレートした振動分解吸収スペクトルとの比較を通して,Herzberg-Teller(HT)カップリングは,入射光子が結晶軸に沿って偏光するときの最低励起ピークを除いて,すべての分光学的特徴に対する支配的寄与因子であることが分かった。温度変化による吸収スペクトルの発展を探究する目的で,準調和近似を最初に用いて,77,185,および293Kでのその体積がHelmholtz自由エネルギー最小化によって決定された前に,ヘキサセンユニットセルの熱膨張係数を計算した。次に,各温度で,単位格子のフォノンモードを密度汎関数理論(DFT)レベルで確認し,一方,その電子遷移双極子モーメントとそれらの核勾配をBethe-Salpeter方程式(BSE)アプローチと組み合わせた準粒子GW法によって評価した。最後に,HT振電理論を利用して,Franck-Condon因子(FC),FC/HT干渉,およびHT結合を考慮して,完全な吸収スペクトルを得た。提案した計算フレームワークは,著者らの理論的および実験的スペクトル間の満足な一致によって正当化され,温度依存性光吸収スペクトルを調べることにより,繊細な振電結合を研究するための信頼できるツールとなった。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 干渉 ,  吸収スペクトル ,  準粒子 ,  双極子モーメント ,  *単結晶 ,  電子遷移 ,  波動関数 ,  光ポンピング ,  偏光 ,  振電相互作用 ,  温度依存性 ,  スペクトル ,  密度汎関数法 ,  光吸収スペクトル
準シソーラス用語： GW近似 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  一般及び無機化合物の磁気光学・電気光学スペクトル(分子)  (BH06081N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 有限温度 ,  単結晶 ,  ヘキサセン