文献
J-GLOBAL ID:202202251734179837   整理番号:22A0363105

インドの女性福祉に及ぼすクリーンな調理用燃料採用の影響:女性自律性の間接的役割

Impact of clean cooking fuel adoption on women’s welfare in India: the mediating role of women’s autonomy
著者 (2件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 243-257  発行年: 2022年 
JST資料番号: U1602A  ISSN: 1862-4065  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
要旨:クリーンな調理燃料使用による健康と環境利益は文献に広く報告されているが,燃料収集/準備や調理での女性の時間節約という即時的で直接的な利益は,殆ど注目されていない。約9000世帯を含むエネルギー不足のインド6州のパネルデータを用いて,液化石油ガス(LPG)採用により,燃料収集/準備と調理時間を減少し,便利で効率的な調理配置による全体的な調理経験改善で女性福祉がいかに向上するかを調べた。さらに,意思決定への女性参加とLPG使用と再充填の尤度との関係を調べた。LPG使用者は非使用者と比べ,燃料の薪収集頻度が少なく,糞燃料準備が少ないことで時間を節約できた。加えて,非使用者と比べLPG使用者は1日当たり15分調理時間を節約した。最後に,LPG使用者は,伝統的な調理燃料と比べ,調理が簡単,便利であった。女性単独または共同での意思決定力は,LPG使用や再充填LPGボンベと正相関があった。これらの知見から,クリーンな調理燃料使用の真の社会的利益は,温室効果ガス緩和や清浄な大気から得られる福祉よりずっと大きいと意味される。しかし,これらの積極的な外面性は,重大意思決定に女性参加のない家庭での燃料選択決定では内面化される可能性は少ない。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境問題  ,  気体燃料工業一般  ,  食品一般 

前のページに戻る