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J-GLOBAL ID:202202251797055049   整理番号:22A0322220

肝周囲充填および肝出血制御のための新規膨張装置:概念実証研究【JST・京大機械翻訳】

A novel inflatable device for perihepatic packing and hepatic hemorrhage control: A proof-of-concept study
著者 (12件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 103-111  発行年: 2022年 
JST資料番号: T0033A  ISSN: 0020-1383  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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非制御出血は,複雑な肝臓外傷における死亡の主要原因であり,肝周囲充填は出血制御のために定期的に利用される。本研究の目的は,ブタで検証された肝臓損傷制御モデルを用いて,肝周囲充填のための新規膨張装置(エアバッグ)の有効性を調査することであった。ヒト肝臓の画像を腹部コンピュータトモグラフィスキャン内でデジタル的に分離し,エアバッグを鋳型する肝臓のシリコーンモデルを作製した。2つの医療グレードポリウレタンシートを,肝茎,肝静脈,およびインフレーション後の肝上大静脈の圧迫を避ける肝臓の構成に熱接着した。Yorkshireブタ(n=22)は,肝損傷前に損傷コントロール手術(凝固障害,低体温およびアシドーシス)に対する適応を再現するため,コントロールされた出血性ショック(総血液量の35%),低体温および液体蘇生を受けた。肝臓の左中葉の3×10cmの長方形セグメントを除去し,損傷を発生させた。続いて,動物を,肝臓損傷対照(240分),Sponge Pack(n=6),加圧エアバッグ(n=6),真空エアバッグ(n=6),および非制御(n=4)の4群に分けた。動物は,得られた実験および血液サンプルを通してモニターした。加圧エアバッグによる肝周囲充填は,スポンジパックおよび真空エアバッグ52mmHg(SD 2.3),44.9mmHg(SD 2.1)および32mmHg(SD 2.3)と比較して,肝臓損傷対照相の間に有意に高い平均動脈圧をもたらし,駆出率もその群で高かった(p<0.0001)。肝出血は,スポンジパック,真空エアバッグ,および対照群と比べて,加圧エアバッグ群で有意に低かった;それぞれ,225ml(SD160),611ml(SD123),991ml(SD385),1162ml(SD137)(p<0001)であった。肝周囲充填除去後の再出血も,加圧エアバッグ群で有意に低かった;それぞれ32ml(SD47),630ml(SD185),513ml(SD303),(p=0.0004)。腹腔内圧は,ベースライン,1.9mmHg(SD1),(p=0.297)に類似していた。組織病理学は,加圧エアバッグによる肝損傷部位の境界でより少ない壊死を示した。加圧エアバッグは,従来のスポンジパック技術より肝出血の制御および血行動態の改善において有意に効果的であった。肝周囲充填除去後の再出血は,加圧エアバッグでは無視でき,肝損傷を引き起こさなかった。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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消化器疾患の外科療法 
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