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J-GLOBAL ID：202202252802725133   整理番号：22A0275741

放射光実験と大規模シミュレーションの連携による充填系加硫ゴムの構造解析 第3講 放射光超小角X線散乱応力-ひずみカーブ同時測定

Analysis of Structure of Filled Rubber Vulcanizates by Cooperation of a Synchrotron Radiation Experiment and a Large-Scale Simulation: 3. Simultaneous Measurement Experiments of ss Curve and Ultra-Small Angle X-ray Scattering of Synchrotron Radiation

著者 (1件)： 冨永哲雄 (JSR 四日市研究セ)
資料名： 日本ゴム協会誌  (Journal of the Society of Rubber Science and Technology, Japan)
巻： 95  号： 1  ページ： 17-22  発行年： 2022年01月15日 
JST資料番号： G0157A  ISSN： 0029-022X  CODEN： NGOKAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,放射光実験と大規模シミュレーションは新しい機能性ゴム材料の開発に不可欠となっている。本シリーズの講座では,放射光実験と大規模シミュレーションの連携による充填系加硫ゴムの構造解析について説明を試みる。この第3講では,末端変性ブタジエンゴムの応力歪曲線と超小角X線散乱の同時測定実験,およびこれらの実験データを用いた逆モンテカルロシミュレーションによる延伸および除荷過程中の充填構造の再構築を議論する。伸長中のシリカ凝集体の変形挙動は変性および未変性SBRの間で異なることを明らかにする。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： シンクロトロン放射 ,  充填 ,  *充填剤 ,  *加硫ゴム ,  *構造解析 ,  末端基 ,  ブタジエンゴム ,  応力歪曲線 ,  小角X線散乱 ,  同時計測 ,  モンテカルロ法 ,  計算機シミュレーション ,  延伸 ,  除荷 ,  二酸化ケイ素 ,  凝集体 ,  変性 ,  *SBR【ゴム】 ,  変形
準シソーラス用語： 大規模シミュレーション ,  超小角X線散乱

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  充填剤,補強材  (YH05030J)

引用文献 (11件)：

• 1) Koga, T.; Takenaka M.; Aizawa K.; Nakamura M.; Hashimoto T. Langmuir 2005, 21, 11409.
• 2) Koga, T.; Hashimoto T.; Takenaka M.; Aizawa K.; Amino N.; Nakamura M.; Yamaguchi D.; Koizumi S. Macromolecules 2008, 41, 453.
• 3) 湯淺毅;冨永哲雄;曽根卓男 日本ゴム協会誌 2013, 86, 249.
• 4) Yamaguchi, Y.; Yuasa, T.; Sone, T.; Tominaga, T.; Noda, Y.; Koizumi, S.; Hashimoto, T. Macromolecules 2017, 50, 7739.
• 5) Morikawa, A.; Sone, T.; Shibata, M.; Tadaki, T. IRC 2005 Yokohama, 2005, Paper No.26-S1-I-01.

タイトルに関連する用語 (10件)： 放射光 ,  実験 ,  大規模シミュレーション ,  連携 ,  加硫ゴム ,  構造解析 ,  超小角X線散乱 ,  応力-ひずみ ,  カーブ ,  同時測定