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J-GLOBAL ID：202202252989397842   整理番号：22A0942326

BSH-TRAP:活性ベースプローブによる胆汁酸塩ヒドロラーゼ標識と検索【JST・京大機械翻訳】

BSH-TRAP: Bile salt hydrolase tagging and retrieval with activity-based probes

著者 (4件)： Parasar Bibudha (Department of Chemistry and Chemical Biology, Cornell University, Ithaca, NY, United States) ,  Chang Pamela V. (Department of Microbiology and Immunology, Cornell University, Ithaca, NY, United States) ,  Chang Pamela V. (Cornell Center for Immunology, Cornell University, Ithaca, NY, United States) ,  Chang Pamela V. (Cornell Institute of Host-Microbe Interactions & Disease, Cornell University, Ithaca, NY, United States)
資料名： Methods in Enzymology  (Methods in Enzymology)
巻： 664  ページ： 85-102  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0576A  ISSN： 0076-6879  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 胆汁酸は消化に関与する重要な分子であり,代謝と炎症を含む多くの宿主生理学的過程を調節する。一次胆汁酸は肝臓でコレステロールから生合成され,腸への分泌前にグリシンとタウリンに共役する。これらの分子の小画分は腸に留まり,そこでそれらはグリシンとタウリン基を脱共役する微生物酵素,胆汁酸塩ヒドロラーゼ(BSH)によって修飾される。この脱共役は,多数の二次胆汁酸を生産するために,位置選択的脱ヒドロキシル化およびエピマー化反応を含む腸におけるすべてのその後の生体内変化に先行する。したがって,BSHは二次胆汁酸代謝のゲートキーパー酵素と考えられ,その結果,宿主における全胆汁酸組成を制御する。BSHが胆汁酸代謝において果たす重要な役割にもかかわらず,複雑な生物学的混合物におけるその活性を調べるツールはほとんどない。本章では,細菌におけるBSH活性の可視化と同定を可能にするBSH-TRAP(胆汁酸ヒドロラーゼ標識と活性に基づくプローブによる検索)と呼ばれる化学プロテオミクスアプローチについて述べた。ここでは,培養細菌株およびマウス由来腸微生物に対するBSH-TRAPの応用について述べた。著者らは,BSH-TRAPがBSH活性の変化のプロファイル化に使用でき,腸ミクロビオームのような複雑な生体試料中の新規BSH酵素を同定した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 細菌 ,  酵素 ,  生合成 ,  共役 ,  炎症 ,  代謝 ,  *胆汁酸 ,  培養 ,  *ヒドロラーゼ ,  可視化 ,  ヒドロキシ化 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ステロール ,  脂環式アルコール ,  スルホン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 脱共役 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 胆汁酸塩ヒドロラーゼ ,  コロイルグリシンヒドロラーゼ ,  ケモプロテオミクス ,  活性ベースプローブ ,  活性に基づく蛋白質プロファイリング

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  酵素生理  (EG03052C)

物質索引 (3件)： グリシン ,  コレステロール ,  タウリン

タイトルに関連する用語 (8件)： BSH ,  TRAP ,  活性 ,  プローブ ,  胆汁酸塩 ,  ヒドロラーゼ ,  標識 ,  検索