文献

J-GLOBAL ID：202202253580385725   整理番号：22A1081993

包皮防止のための尿ステント上のバイオインスパイアード抗菌コーティング【JST・京大機械翻訳】

Bio-inspired antibacterial coatings on urinary stents for encrustation prevention

著者 (7件)： Yao Qin (Department of Urology, Affiliated Hospital of Jiangsu University, 438 Jiefang Road, Zhenjiang, Jiangsu 212001, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Chen Binghai ,  Bai Jiaxiang ,  He Wenbo ,  Chen Xu ,  Geng Dechun ,  Pan Guoqing
資料名： Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine  (Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine)
巻： 10  号： 14  ページ： 2584-2596  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2382A  ISSN： 2050-750X  CODEN： JMCBDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 尿路感染症(UTI)は最も一般的な院内感染の1つであり,これは主に留置カテーテルまたはステントに関連している。抗生物質感受性を低下させるバイオフィルムの形成に加えて,ウレアーゼ産生細菌は尿pHを増加させ,Ca2+とMg2+沈着と最終的にカテーテル閉塞を引き起こす。UTIの予防とその合併症(すなわち,包皮)はカテーテルと尿管ステントの設計において大きな課題である。本研究では,金属-カテコール支援イガイ化学(即ち,ドーパミン自己重合)を,長期抗感染および包皮予防の目的で,抗菌ペプチド(AMP)による市販のカテーテルの表面官能化のために採用した。高分子ステント上のポリドーパミン被覆の安定性を改善するために,Cu2+配位ドーパミン自己重合を用いた。次に,システイン末端AMPを,Michael付加を通してポリドーパミンコーティングに導入した。Cu2+配位ポリドーパミン被覆は,改善された安定性と抗菌効果を示した。細胞毒性試験は,バイオインスパイアード抗菌コーティングが良好な生体適合性と明らかな毒性を示さないことを確認した。結果は,AMPによるステントが細菌増殖とバイオフィルム形成をin situ阻害でき,最終的にin vitroとin vivoの両方でストルバイトとヒドロキシアパタイト結晶の沈着を減少できることを確認した。このバイオインスパイアード戦略は,長期細菌阻害と包皮予防のための尿路医療機器に安全で,安定で効果的な抗菌コーティングを開発することが期待される。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 重合体 ,  *被覆 ,  細菌 ,  毒性 ,  重合 ,  ウレアーゼ ,  抗細菌作用 ,  カテーテル ,  生物膜 ,  沈着 ,  合併症 ,  生体適合性 ,  ヒドロキシアパタイト ,  in vitro実験 ,  *ステント
準シソーラス用語： ポリドーパミン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 包皮 ,  尿 ,  ステント ,  抗菌 ,  コーティング