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J-GLOBAL ID:202202253731678195   整理番号:22A0435259

CD24の低発現は結腸直腸癌における生存不良と関連する【JST・京大機械翻訳】

Low expression of CD24 is associated with poor survival in colorectal cancer
著者 (21件):
資料名:
巻: 192  ページ: 91-101  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0147A  ISSN: 0300-9084  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,CD24の免疫組織化学染色を用い,結腸直腸癌患者のコホートにおけるCD24の発現を分析した。著者らは,CD24の不在または低発現(膜質の10%および細胞質染色の55%)と患者の生存の短縮との間に有意な関連を見出した。蛋白質局在性は予後において重要な役割を担っていた:膜型は原発腫瘍における主要および予後的ものであり,一方,細胞質発現は原発性腫瘍と比較して肝転移において上昇して,予後情報を含んだ。次に,癌ゲノムAtlas Colon Adenocarcinoma(TCGA-COAD)RNA-seqデータを用い,CD24 mRNAレベルが,隣接正常粘膜と比較し,原発性結腸直腸癌で2倍低下することを示した。蛋白質染色データと同様に,原発腫瘍におけるCD24の最低mRNA発現レベルを有する患者の10%は,より高い発現を有するものと比較して生存率が低下した。これらの知見を機構的に説明するために,shRNA仲介CD24ノックダウンをHT-29結腸直腸癌細胞において実施した。それは,in vitroでの細胞移動の増加,増殖とアポトーシスの変化,および細胞浸潤のわずかな減少をもたらした。細胞移動の増加は転移形成の特徴であるので,この知見はCD24発現の低下と予後不良との関連を裏付ける。差次的遺伝子発現分析は,ラミニン332のインテグリンサブユニットα3およびα3,β3サブユニットを含む,低いCD24発現を有する患者の群における細胞移動に関与する遺伝子の上方制御を明らかにした。更なる共発現分析は,この群で推定マスターレギュレーターとしてSPI1,STAT1およびIRF1転写因子を同定した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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消化器の腫よう 
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