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J-GLOBAL ID:202202254133899284   整理番号:22A1079914

表示形式と時間経過に着目した情報共有を支援する電子掲示板の開発と観察

著者 (2件):
資料名:
巻: 2022  号: HCI-197  ページ: Vol.2022-HCI-197,No.32,1-8 (WEB ONLY)  発行年: 2022年03月07日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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組織内には,自身が抱える疑問をすでに解決した人が多く存在する.しかし,情報共有や疑問の解決は親しい間柄で行われることが多く,部署や研究室などの枠を超えて活発に情報共有が行われているわけではない.また,組織内の情報共有を支援するため,部署や研究室ごとの情報共有の場が設けられている場合もあるが活用されていない現状がある.また,これらの問題を解決するため,情報共有を支援する研究は数多く行われているが,個人の端末から投稿・閲覧が可能なものは,炎上の危険性を抱えており,慎重に運用しなければならない.そこで,本研究では従来の環境とは異なる情報共有の場として,大規模な組織内における情報共有を支援する電子掲示板を開発する.電子掲示板の開発に向けた予備調査では,ホワイトボードによる物理的な掲示板を用意して実際の書き込みや閲覧行動を観察し,話題の区切りを明確にして投稿と返信を規則的に配置すること,話題の継続状況を考慮して動的に掲載時間を変化する必要があることがわかった.本稿では,予備調査を踏まえて開発した電子掲示板を著者らの所属する大学内に設置し,利用状況と掲示板上における利用者の振る舞いを確認した.その結果,特定の利用者に偏ることなく日常的に利用されていることがわかった.(著者抄録)
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分類 (1件):
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その他の計算機利用技術 
引用文献 (9件):
  • 一般財団法人 日本私立大学連盟:『私立大学学生生活白書 2018』刊行(オンライン) <https://www.shidairen.or.jp/topics_details/id=2040> (参照 2021/5/14).
  • 星亮太朗,小倉加奈代:大規模組織内における伝言板上の情報共有行動に基づいた情報共有メディアの検討,研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI),Vol.2021-HCI-195, No.14, pp.1-8 (2021).
  • 松田完,西本一志:HuNeAS: 大規模組織内での偶発的な出会いを利用した情報共有の促進とヒューマンネットワーク活性化支援の試み,情報処理学会論文誌,Vol.43, No.12, pp.3571-3581 (2002).
  • Dave Snowdon, Antonietta Grasso: Diffusing Information In Organizational Settings: Learning From Experience, CHI '02: Proceedings of the SIGCHI Conference on Human Factors in Computing Systems, pp.331-338 (2002).
  • Saul Greenberg, Michael Rounding: The notification collage: posting information to public and personal displays, CHI '01: Proceedings of the SIGCHI Conference on Human Factors in Computing Systems, pp.514-521 (2001).
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