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J-GLOBAL ID:202202254587472804   整理番号:22A1030618

自己免疫疾患における心筋線維症と有害転帰に対する心エコー歪の予測値【JST・京大機械翻訳】

Predictive Value of Echocardiographic Strain for Myocardial Fibrosis and Adverse Outcomes in Autoimmune Diseases
著者 (14件):
資料名:
巻:ページ: 836942  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7061A  ISSN: 2297-055X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:心筋線維症は,自己免疫性疾患(AID)患者における死亡率の増加につながる心臓関与の重要な病態生理学的機構である。本研究の目的は,心臓血管磁気共鳴(CMR)におけるスペックルトラッキング心エコー検査(STE)と線維症からの心筋歪の間の関連を評価し,さらにAID患者におけるそれらの予後的意味を調査することであった。方法:著者らは,臨床的に疑われた心臓関与および102人の年齢および性別がマッチした健常人を有する102人のAID患者を前向きに含んだ。患者は後期ガドリニウム増強(LGE)とT1マッピングによる心筋線維症の評価のためCMRを受けた。LGEの程度に基づく半定量的評価を用いて,総(tLGEs)およびセグメント(sLGEs)LGEスコアを計算した。グローバル縦歪(GLS)を,すべての被験者においてSTEによって評価した。すべての患者は,6か月ごとに定期的に追跡された。一次エンドポイントは,全死因死亡と心血管入院の複合発生率であった。結果:健常対照者と比較して,AID患者はGLSを障害した(-17.9±5.1%対-21.2±2.5%,p<0.001)。LGEは患者の70%で検出された。LGE患者は,LGEのない患者より悪いGLS(-17.1±5.3%対-19.6±3.1%,p=0.018)を示した。多変量ロジスティック分析で,GLS≧15%はLGE存在の独立した予測因子であった(OR=4.98,95%CI1.35~18.33,p=0.016)。さらに,sLGEsが増加するにつれて,分節縦歪(-19.3±6.6対-14.9±6.5対-8.9±6.3,p<0.001)の顕著な段階的障害が観察された。追跡期間中央値25か月の間,6例の患者が死亡し,14例の患者が心血管理由のために入院した。GLS≧15%(HR 3.56,95%CI 1.28~9.86,p=0.015)およびtLGEs≧6(HR4.13,95%CI 1.43~11.92,p=0.009)は,一次エンドポイントと独立して関連していた。結論:AID患者において,STE上の心筋歪の障害は心筋線維症の存在と程度を反映し,有害転帰の予測においてLGEに加えて増分予後値を提供する。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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循環系の診断  ,  循環系の疾患 
引用文献 (41件):
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  • Generali E, Folci M, Selmi C, Riboldi P. Immune-mediated heart disease. Adv Exp Med Biol. (2017) 1003:145-71. doi: 10.1007/978-3-319-57613-8_8
  • Mavrogeni SI, Markousis-Mavrogenis G, Koutsogeorgopoulou L, Dimitroulas T, Vartela V, Rigopoulos A, et al. Pathophysiology and imaging of heart failure in women with autoimmune rheumatic diseases. Heart Fail Rev. (2019) 24:489-98. doi: 10.1007/s10741-019-09779-0
  • Markousis-Mavrogenis G, Pepe A, Gargani L, Kariki U, Bonou M, Koutsogeorgopoulou L, et al. Myocardial involvement in rheumatic disorders. Curr Heart Fail Rep. (2020) 17:171-80. doi: 10.1007/s11897-020-00471-1
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