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J-GLOBAL ID:202202254595198248   整理番号:22A1030384

異なるボディマスインデックス集団における血管内皮機能を推定するための予測式【JST・京大機械翻訳】

A Prediction Equation to Estimate Vascular Endothelial Function in Different Body Mass Index Populations
著者 (8件):
資料名:
巻:ページ: 766565  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7061A  ISSN: 2297-055X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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目的:血管内皮機能障害は,内皮損傷の早期予測因子とアテローム性動脈硬化症(AS)の開始因子と考えられている。上腕動脈血流依存性拡張(FMD)は,内皮損傷を早期に検出することができ,従来の心血管(CV)リスク因子を超えて重要な予後情報を提供する。本研究はFMDの影響因子を見出し,異なるボディマスインデックス(BMIs)を有する集団における単純な予測モデルを開発することを目的とした。【方法】合計で,異なるBMIの420人のボランティアを本研究に募集した。被験者を,誘導および検証コホート(2つの比率を1:2)に,単純なランダムサンプリングとランダムに割り当てた。前者はFMDの因子探索とモデル構築に影響するために使用して,後者は検証と性能評価のために使用した。結果:集団を2群,すなわち,誘導群の140人と検証群の280人に分けた。訓練データを分析し,女性は男性よりFMDが高く(p<0.05),FMDは年齢と共に減少した(p<0.05)。糖尿病,高血圧または肥満の人々において,FMDは,正常個人におけるそれより低かった(p<0.05)。相関分析および線形回帰により,FMD:BMI,年齢,ウエスト-ヒップラジオ(WHR),アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)および低密度リポ蛋白質(LDL)の主要な影響因子を見出した。そして,単純なFMD予測モデル:FMD=-0.096BMI-0.069age-4.551WHR-0.015AST-0.242LDL+17.938,ここでR2=0.599,調整R2=0.583を開発した。検証群における実際のFMDと予測FMDの間に統計的に有意な差はなかった(p>0.05)。クラス内相関係数(ICC)は0.77であった。Bland-Altmanプロットでは,実際のFMDと予測FMDも良好な一致を示した。この予測モデルは,CVリスク層別化(曲線下面積[AUC]:0.780,95%信頼区間[95%CI]:0.708~0.852,p<0.001)において,それぞれ73.8と72.1%の感度と特異性で良好なヒントを示した。結論:男性,高齢,肥満,高血圧,糖尿病,喫煙などはFMDの危険因子であり,CV疾患(CVD)と密接に関連していた。FMDを予測する簡単な方程式を開発し,訓練と検証群の間で良好な一致を示した。そして,それは臨床作業を大いに単純化して,医師が状態を追跡して,治療効果をモニターするのを助けるかもしれない。しかし,更なる検証と修正は,大きな意義を持つ。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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循環系の診断  ,  循環系の疾患 
引用文献 (55件):
  • Gallino A, Aboyans V, Diehm F C, Cosentino Stricker H, Falk E, et al. Non-coronary atherosclerosis. Eur Heart J. (2014) 35:1112-19. doi: 10.1093/eurheartj/ehu071
  • Kruk ME, Gage AD, Joseph NT, Danaei G, García-Saisó S, Salomon JA. Mortality due to low-quality health systems in the universal health coverage era: a systematic analysis of amenable deaths in 137 countries [published correction appears in Lancet. 2018 Sep 20]. Lancet. (2018) 392:2203-12. doi: 10.1016/S0140-6736(18)31668-4
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  • Higashi Y. Assessment of endothelial function. History, methodological aspects, and clinical perspectives. Int Heart J. (2015) 56:125-34. doi: 10.1536/ihj.14-385
  • Polak JF, O'Leary DH. Carotid Intima-Media Thickness as Surrogate for and Predictor of CVD. Glob Heart. (2016) 11:295-312. doi: 10.1016/j.gheart.2016.08.006
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