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J-GLOBAL ID：202202255035365973   整理番号：22A1081451

テレケリック型ポリアラニンで強化した絹複合繊維とその強化機構【JST・京大機械翻訳】

A silk composite fiber reinforced by telechelic-type polyalanine and its strengthening mechanism

著者 (5件)： Chen Jianming (Biomacromolecules Research Team, RIKEN Center for Sustainable Resource Science, 2-1 Hirosawa, Wako, Saitama 351-0198, Japan) ,  Tsuchiya Kousuke ,  Masunaga Hiroyasu ,  Malay Ali D. ,  Numata Keiji
資料名： Polymer Chemistry  (Polymer Chemistry)
巻： 13  号： 13  ページ： 1869-1879  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2349A  ISSN： 1759-9954  CODEN： PCOHC2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 逆平行βシートは,フィブロインの物理的性質,例えば,分解と機械的性質の決定において重要な役割を果たし,Bombyxモリンカイコ絹からのクモのドラッグライン絹とGAGAGSモチーフからのポリ(A)モチーフによって典型的に形成される。同じ系内のこれら2つのモチーフ間の相互作用を調べるために,テレケリック型ポリアラニン(TPA)を化学酵素的合成により調製し,カイコ絹フィブロインにドープして絹複合繊維を作製した。興味深いことに,TPAを1および3wt%の適切な比率で添加すると,複合材料繊維の機械的特性は,引張強度および靭性に関して,それぞれ,絹のみの繊維と比較して,約42%および51%大きく改善された。広角X線回折(WAXD)によって明らかにされたように,絹複合繊維は1wt%のTPA比で最高の結晶性を達成し,それらの引張強度に大きく寄与した。WAXD測定中の同時延伸により,TPAはそれ自身の結晶化を形成することにより絹マトリックスと競合しなかった。最後に,核依存性結晶化の強化機構を議論し,絹フィブロインにおける結晶化の促進のためにTPA分子から生成する好ましい不均一核形成を示した。興味深いことに,複合繊維内の規則的充填および整列顆粒をAFMにより検出し,さらに強化された機械的性能をさらに支持した。本研究は,構造-特性関係をよりよく理解するために,β-シート結晶の洗練された制御を想定する。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アラインメント ,  結晶化 ,  相互作用 ,  靱性 ,  フィブロイン ,  *絹 ,  ドーピング ,  結晶度 ,  β構造 ,  引張強さ ,  *複合繊維
準シソーラス用語： Bombyx ,  絹フィブロイン ,  構造特性相関 ,  不均一核形成 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 共重合  (CG04030D)

タイトルに関連する用語 (4件)： ポリアラニン ,  強化 ,  絹 ,  複合繊維