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J-GLOBAL ID：202202255217434366   整理番号：22A0183885

SARS-CoV-2スパイクと高分子表面間の長距離非共有結合相互作用のための先進記述子【JST・京大機械翻訳】

Advanced descriptors for long-range noncovalent interactions between SARS-CoV-2 spikes and polymer surfaces

著者 (5件)： De Luca Giorgio (Institute on Membrane Technology, ITM-CNR, Ponte P. Bucci, Arcavacata, 87036 Rende (CS), Cosenza, Italy) ,  Petrosino Francesco (Department of Computer Engineering, Modeling, Electronics and Systems (D.I.M.E.S.), University of Calabria, Via- P. Bucci, Cubo-42A, 87036 Rende (CS), Italy) ,  Di Salvo Javier Luque (Dipartimento di Ingegneria (DI), Universita degli Studi di Palermo- viale delle Scienze Ed.6, 90128 Palermo (PA), Italy) ,  Chakraborty Sudip (Department of Computer Engineering, Modeling, Electronics and Systems (D.I.M.E.S.), University of Calabria, Via- P. Bucci, Cubo-42A, 87036 Rende (CS), Italy) ,  Curcio Stefano (Department of Computer Engineering, Modeling, Electronics and Systems (D.I.M.E.S.), University of Calabria, Via- P. Bucci, Cubo-42A, 87036 Rende (CS), Italy)
資料名： Separation and Purification Technology  (Separation and Purification Technology)
巻： 282  号： PB  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0428B  ISSN： 1383-5866  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近のパンデミックは,SARS-CoV-2の拡散を制御し,制限することを目指した多くの社会的努力を引き起こした。これらの側面の1つは,ビリオンがinanimate表面とどのように相互作用するか,そしてそれは二次感染の源であるかもしれない。最近の研究は,表面でのスパイク蛋白質の吸着を扱うが,スパイクと表面の間の長距離相互作用に関する情報はなく,その可能な吸着前に液滴中に分散されたとき,ビリオンによって実験される。いくつかの記述子,即ち,単一蛋白質当たりの相互作用ポテンシャルと大域的ポテンシャルを本研究で計算した。スパイク蛋白質の閉鎖および開放状態に対して評価したこれらの記述子は,SARS-CoV-2スパイクと高分子表面の間の長距離非共有結合相互作用と相関する。それらは,呼吸液滴または水溶液中に分散したSARS-CoV-2に対する表面親和性と関連している。分子力学シミュレーションを行って,3つの合成高分子材料:ポリプロピレン(PP),ポリエチレンテレフタレート(PET),およびポリ乳酸(PLA)の表面をモデル化し,上記のポテンシャルを定義するために分子力学シミュレーションで用いた。記述子は3つの表面に対して類似の傾向を示し,PET上のPPとPLAのスパイクに対するより大きな親和性を強調した。閉鎖および開放構造では,表面との相互作用は,それぞれ,PPPLA>PETおよびPLA>PP>PETの順で減少した。このように,PLAとPPは,PET表面に関して,これらの表面からかなり離れたビリオンと相互作用したが,考察した表面間の差は小さかった。大域的ポテンシャルは,長距離相互作用が共有結合またはイオン結合の古典的結合エネルギーと比較して弱いことを示した。提案した記述子は,高分子表面の迅速予備スクリーニングを目的とした比較研究に対して,全て有用である。得られた結果を,その後の作業の対象となるより正確な方法によって検証した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 液滴 ,  吸着 ,  結合エネルギー ,  シミュレーション ,  *相互作用 ,  タンパク質 ,  分子内力学 ,  *高分子 ,  親和性 ,  *共有結合 ,  遠距離相互作用 ,  スクリーニング ,  ビリオン
準シソーラス用語： 相互作用ポテンシャル ,  *非共有結合 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 長距離相互作用ポテンシャルエネルギー ,  SARS-CoV-2スパイク蛋白質 ,  閉鎖および開放構造 ,  分子力学と動力学シミュレーション ,  密度汎関数計算 ,  表面親和性記述子

分類 (2件)： 膜分離  (XD02120Z) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

タイトルに関連する用語 (7件)： SARS-CoV-2 ,  スパイク ,  高分子表面 ,  長距離 ,  非共有結合 ,  相互作用 ,  記述子