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J-GLOBAL ID:202202255277027265   整理番号:22A1009546

マルチパスの遅延と到来方向推定に基づくミリ波帯チャネル予測に関する研究

Studies on Channel Prediction in a Millimeter-Wave Band Based on Multipath Delay and Angle-of-Arrival Estimation
著者 (6件):
資料名:
巻: 121  号: 327(IT2021 28-82)  ページ: 195-200 (WEB ONLY)  発行年: 2022年01月13日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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基地局で下り回線のチャネル情報を用いることにより,マルチユーザMIMOシステムを実現して大容量の通信を行うことが可能である.時変動する環境では,実際のチャネルは,時間の経過とともにパイロットシンボルを用いて得られたチャネル情報と乖離してしまい,特性の劣化をきたす可能性がある.そのため,未来の時刻におけるチャネルを予測することが有効であると期待される.到来するマルチパスを分離して,それらの予測を行い再合成するSOS(sum-of-sinusoids)法は予測範囲を広げる手法である.圧縮センシングのアルゴリズムであるFISTAと最小二乗法を用いて遅延領域でマルチパスを分離することによって,SOS法に基づくチャネル予測を実現する手法が筆者らによって提案されている.本稿では,ミリ波帯におけるマルチパスの遅延と到来方向を推定することによって,各マルチパスの分離を行い,それらの未来の時刻における複素振幅を求めた後に合成してチャネルを予測することを提案する.この手法によって,多くのマルチパスが存在する,現実に近い伝搬環境において,範囲は限定されるが,規格化平均二乗誤差が-20dB以下のチャネル予測が可能であることが確認できた.(著者抄録)
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分類 (1件):
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マイクロ波・ミリ波通信 
引用文献 (9件):
  • Q. H. Spencer, A. L. Swindlehurst, and M. Haadt, “Zero-forcing methods for downlink spatial multiplexing in multiuser MIMO channels,” IEEE Trans. Signal Processing, vol. 52, no. 2, pp. 461-471, Feb. 2004.
  • K. Miyashita, T. Nishimura, T. Ohgane, Y. Ogawa, Y. Takatori, and K. Cho,“High data-rate transmission with eigenbeam-space division multiplexing (E-SDM) in a MIMO channel,”Proc. IEEE VTC 2002 Fall, vol. 3, pp. 1302-1306, Sep. 2002.
  • A. Duel-Hallen,“Fading channel prediction for mobile radio adaptive transmission systems,”Proc. IEEE, vol. 95, no. 12, pp. 2299-2313, Dec. 2007.
  • E. Björnson, E. G. Larsson, and T. L. Marzetta,“Massive MIMO: Ten myths and one critical question,”IEEE Commun. Mag., vol. 54, no. 2, pp. 114-123, Feb. 2016.
  • Y. Takano, T. Nishimura, T. Ohgane, Y. Ogawa, and J. Hagiwara, “Channel prediction of wideband OFDM systems in a millimeter-wave band based on multipath delay estimation,” IEICE ComEX, vol. X9-B, no. 12, pp. 561-566, Dec. 2020.
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