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J-GLOBAL ID：202202255601724557   整理番号：22A0662324

水循環基本法改正の立法過程と意義

Legislative process and significance of the amendment to the Water Cycle Basic Act

著者 (1件)： 宮崎淳 (創価大 法)
資料名： 地下水学会誌  (Journal of Groundwater Hydrology)
巻： 64  号： 1  ページ： 49-89  発行年： 2022年02月28日 
JST資料番号： Z0799A  ISSN： 0913-4182  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水循環基本法の一部を改正する法律は,地下水の適正な保全及び利用に関する施策が水循環に関する施策に含まれることを明記するとともに,地下水の適正な保全及び利用を図るために必要な措置を講ずるよう努める規定を追加するものである。法改正には,3つの意義が見出せる。第一に,地下水に関する施策について同法に明示することによって,地下水マネジメントの法的根拠を明らかにした点である。第二に,国とともに地方公共団体に対しても必要な措置を講ずる努力義務を課すことにより,地下水マネジメントの各地方公共団体への展開を基礎づけた点である。第三に,ガバナンスの基盤形成を視野に入れた地下水マネジメントの要点を示したところである。(著者抄録)

シソーラス用語： *地下水資源 ,  水循環 ,  *水保全 ,  地下水 ,  *水利用 ,  法規 ,  水管理 ,  地方自治体 ,  環境政策 ,  水質保全 ,  地下水涵養 ,  地下水流動 ,  地球環境 ,  地下水汚濁
準シソーラス用語： 水循環基本法 ,  地下水管理 ,  *地下水保全 ,  *地下水利用

分類 (1件)： 水資源  (RC11020F)

引用文献 (37件)：

• 稲葉紀久雄(2015):総括:フォローアップ委員会活動の一年.水循環基本法フォローアップ委員会・日本地下水学会,わが国の水政策の将来-水循環基本計画の光と影-.6-10.
• 宇賀克也(2021):地方自治法概説第9版.有斐閣,498p.
• 遠藤崇浩・辻村真貴(2021):水循環基本法の一部改正について.地下水学会誌,63(3),183-184.
• 北村喜宣(2004):分権改革と条例.弘文堂,321p.
• 蔵治光一郎(2021):地下水条例における地下水の定義.水循環基本法フォローアップ委員会,水循環基本法への地下水関連規定の追加に関する報告書.12-13.(参考資料6の添付資料4)

タイトルに関連する用語 (3件)： 水循環基本法 ,  立法 ,  過程