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J-GLOBAL ID:202202255614891307   整理番号:22A0363097

持続可能性問題をナビゲートする新規な生態系(有害)サービスカスケードモデルおよびブラジル農業景観変化への適用

A novel ecosystem (dis)service cascade model to navigate sustainability problems and its application in a changing agricultural landscape in Brazil
著者 (12件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 105-119  発行年: 2022年 
JST資料番号: U1602A  ISSN: 1862-4065  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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要旨:生態系サービスフレームワークは,ローカルからグローバルな持続可能性問題へのナビゲート手段として役立ってきた。とはいえ,生態系サービス(ES)は人への自然の正貢献に焦点が当てられ,中には,「生態系の有害サービス」(EDS),すなわち,自然の負貢献も持続可能性政策改善に考慮すべきと論じる人もいる。しかしながら,持続可能性研究では,ESとEDSの同時評価は稀であるが,ひとつにはEDS概念の曖昧さのためである。本研究の目的は,同時評価法を開発し,対処すべき持続可能性問題での適合性を試験することにある。このため,生態系と人々が共同生産すると考えられる,複数レベル状況におけるESとEDSの定義に有用な新規カスケードモデルを考案した。本モデルの可能性と限界を調べるため,農業と森林保全の調和が非常に重要な持続可能性課題であるブラジルの景観に適用した。このモデルを使い,森林管理実践と認識について包括的インタビューを行い,農民は森林には全体的には肯定評価するが,いくつかの組織レベルでは,森林と農場間に正と負の相互作用があることが分かった。さらに,このモデルから特定のES減少と特定のEDS増加が起こる,穀物拡大の悪循環が明らかとなり,将来の森林保全と農業間の緊張を悪化させるかもしれない。加えて,生物多様性を必ずしも害さずにインタビューした農民が増加するEDSに対処できるとして採用した,多様な予防と規制実践の窓を可能にした。この事例研究を基に,新規なこのカスケードモデルはESとEDS間の相互作用を明らかにする有望な概念ツールであり,持続可能性を支援する新しい研究と政策の大道を開く。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Japan KK, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境問題  ,  土地利用一般,地域制  ,  生態系 

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