抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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導入:炭水化物抗原19-9(CA19-9)はよく研究されている腫瘍マーカーであるが,胆嚢癌の診断価値は不明のままである。本メタ分析を行い,胆嚢癌の検出に対する血清CA19-9の役割を検証した。方法:デジタルデータベースの系統的検索を行い,追加の手探索によって補完した。非胆嚢癌対照からの胆嚢癌症例の鑑別のための血清CA19-9を報告した研究は適格と考えられた。結果:4300人の被験者を含む合計27の研究を含めた。胆嚢癌を診断する際の曲線の下のプールされた感度,特異性,および面積は,それぞれ0.70(95%信頼区間(CI):0.63~0.76),0.92(95%CI:0.88~0.94),および0.89(95%CI:0.86~0.92)であった。プールされた陽性尤度率,陰性尤度率,および診断オッズ比は,それぞれ8.30(95%CI:5.84~11.69),0.33(95%CI:0.27~0.41),および25.13(95%CI:5.83~39.89)であった。Meta回帰分析は,CA19-9が良性胆道疾患からの胆嚢癌症例の分化に使われたとき,有意に低い感度(0.69,95%CI:0.61~0.77)と特異性(0.91,95%CI:0.87~0.95)があることを示した。0.93(95%CI:0.90~0.96)の良好な特異性が試料サイズ≧100の設定で達成された。結論:血清CA19-9は胆嚢癌の検出に対する潜在的候補マーカーであり,中程度の感度と良好な特異性を維持する。注意は,その診断精度に影響を及ぼす可能性がある制御タイプとサンプルサイズに払われなければならない。また,結果は,主に含まれた研究の間の異なる閾値に起因する有意な不均一性のために注意して解釈されるべきである。Copyright The Author(s) 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】