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J-GLOBAL ID:202202255849649966   整理番号:22A1009523

WSNにおける情報収集遅延を考慮したパケット集約法の検討

Packet Aggregation Scheme Considering Information Gathering Delay for WSN
著者 (2件):
資料名:
巻: 121  号: 327(IT2021 28-82)  ページ: 69-74 (WEB ONLY)  発行年: 2022年01月13日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,IoT(Internet-of-Things)の発展に伴い無線センサネットワーク(WSN:Wireless Sensor Network)が我々の生活の様々な部分に浸透してきている.WSNは,産業やヘルスケアなどの広い分野に応用されており,特に最近では温度や二酸化炭素CO2などの定期観測に利用される事例が多い.IoT機器用の920MHz帯アンライセンスバンドを用いる通信規格として,LoRaWAN(Long Range Wide Area Network)やWi-SUN(Wireless Smart Utility Network)に代表されるLPWAN(Low Power Wide Area Network)が挙げられる.それに対して,IEEE標準規格の一つとして920MHz帯アンライセンスバンドを用いるIEEE802.11ah(WiFi HaLow)があり,特にIoT向けの通信システムへの適用が期待されている.環境情報の集約では,パケットあたりに伝送されるデータ量は小さいため,データ量に対してヘッダなどのオーバーヘッドが大きくなるという問題がある.IEEE標準規格には複数データを集約して送信する方法があり,パケットを送信する際に必要となるデータ量に対するオーバーヘッド比率を低減することでより効率的な情報集約が可能となる.本稿では,パケット衝突によるデータ損失ならびにデータのリアルタイム性損失を回避するための手法を提案し,計算機シミュレーションにより評価を行う.提案法は従来の集約法よりパケットサイズに対するヘッダサイズで定義されるオーバーヘッド率を2%程度増大するものの,データ送信成功率を最大約3%程度向上できることを示す.(著者抄録)
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分類 (2件):
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通信網  ,  データ通信 
引用文献 (9件):
  • D. Baghyalakshmi, J. Ebenezer, and S. A. V. Satyamurty, “WSN based temperature monitoring for high performance computing cluster,” in Proc. 2011 Int. Conf. on Recent Trends in Information Technol. (ICRTIT), pp. 1105-1110, Jun. 2011.
  • M. F. Othman, K. Shazali, “Wireless Sensor Network Applications: A Study in Environment Monitoring System,” Procedia Engineering, pp. 1204-1210, vol. 41, 2012
  • A. J. Wixted, P. Kinnaird, H. Larijani, A. Tait, A. Ahmadinia, and N. Strachan,“Evaluation of LoRa and LoRaWAN for wireless sensor networks,” IEEE SENSORS, 2016, pp. 1-3, Oct. 2016.
  • H. Harada, et al, “IEEE 802.15.4g based Wi-SUN communications systems,” IEICE Trans. Commun., vol.E100-B, No.7, pp.1032-1043, Jul. 2017.
  • O. Georiou and U. Raza, “Low power wide area network analysis: Can LoRa scale?,” IEEE Commun. Lett., vol.6, no.2 pp. 162-165, 2017.
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タイトルに関連する用語 (4件):
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