文献

J-GLOBAL ID：202202255873009389   整理番号：22A0449468

ウイルス複製と宿主細胞のI型インターフェロン応答に対するhirameラブドウイルス(HIRRV)のゲノムにおけるNV遺伝子欠失の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of NV gene deletion in the genome of hirame rhabdovirus (HIRRV) on viral replication and the type I interferon response of the host cell

著者 (3件)： Ryu Su Jeong (Department of Aquatic Life Medicine, Pukyong National University, Busan, South Korea) ,  Kwak Jun Soung (Department of Aquatic Life Medicine, Pukyong National University, Busan, South Korea) ,  Kim Ki Hong (Department of Aquatic Life Medicine, Pukyong National University, Busan, South Korea)
資料名： Archives of Virology  (Archives of Virology)
巻： 167  号： 1  ページ： 77-84  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0324C  ISSN： 0304-8608  CODEN： ARVIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Novirhabdovirus属のメンバーであるハラメラブドウイルス(HIRRV)は,養殖したヒラメ(Paralichthys olivaceus)で罹患率と死亡率を引き起こす。HIRRVのNV遺伝子の役割に関する情報がないので,著者らは逆遺伝子技術を用いてNV遺伝子欠失(rHIRRV-ΔNV)を有する組換えHIRRVを作成し,NV遺伝子ノックアウトがHIRRV複製と宿主細胞のI型インターフェロン応答に影響を及ぼすかどうかを調査した。IRF9遺伝子ノックアウトEpithelioma papulosum cyprini(ΔIRF9-EPC)細胞を用いた時のみ,rHIRRV-ΔNVのレスキューは成功し,HIRRVのNV蛋白質が宿主細胞のI型インターフェロン応答の阻害に関与することを示唆した。この結論は,欠失なしに組換えHIRRVに感染した細胞よりもrHIRRV-ΔNVに感染したEPC細胞におけるMx遺伝子誘導の有意に高いレベルによっても支持された。細胞をrHIRRV-ΔNVおよび野生型HIRRVまたは野生型ウイルス出血性敗血症ウイルス(VHSV)と共感染させた場合,野生型HIRRVだけでなく野生型VHSVの成長速度も濃度依存的に減少した。毒性におけるHIRRV NVの役割と,弱毒ワクチンの開発へのその可能な重要性を検討するために,さらなる研究が必要である。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer-Verlag GmbH Austria, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *遺伝子 ,  死亡率 ,  *ゲノム ,  *ウイルス複製 ,  成長速度 ,  野生型 ,  ヒラメ ,  *遺伝子欠損
準シソーラス用語： *インターフェロンI型 ,  弱毒ワクチン ,  *宿主細胞 ,  遺伝子ノックアウト法 ,  ウイルス性出血性敗血症ウイルス , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： ウイルス複製 ,  宿主細胞 ,  I型インターフェロン ,  応答 ,  ゲノム ,  欠失