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J-GLOBAL ID:202202255955068366   整理番号:22A0363145

海底ケーブルデータにおけるコモンレシーバーギャザーを用いた全波形インバージョン戦略

Full-waveform inversion strategies using common-receiver gathers for ocean-bottom cable data
著者 (6件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 77-91  発行年: 2022年 
JST資料番号: U1453A  ISSN: 1834-7533  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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地下の地質構造を画像化するための最も強力な地震データ処理手法の一つである全波形インバージョン(FWI)は,震源数に比例して膨大な計算コストがかかる。FWIの高速化を図るため,観測データとしてコモンショットギャザー(CSG)に代わるコモンレシーバーギャザー(CRG)の利用を検討した。この方法は,特に海底ケーブル(OBC)の取得において,FWIの計算コストを大幅に削減する可能性を有する。CSGベースのFWIにおいて,モデル化されたCSGと観測されたCSGをマッチングさせるように,CRGベースのFWIにおいて,観測されたCRGとスイッチドソース-レシーバジオメトリのモデル化されたCSGをマッチングさせた。相反原理により,最急降下法またはガウス・ニュートン法に基づくCRG FWIは,同一かつ既知のソースシグネチャを全線にわたって適用した場合,CSG FWIと同じ反転速度モデルを得ることができる。しかし,ソースウェーブレットが未知の場合,また,ひとつソース位置が他の位置に変化する場合,CRGの各トレースは異なるソースシグネチュアを含むため,CRG FWIに従来のソース推定法やソース非依存法を適用することは困難である。そこで,本研究では,CRGトレース間の異なるソース波形に起因する誤差に対処するため,時間領域と周波数領域の両方でCRG FWIのインバージョン戦略を提案した。そして,Marmousi-IIモデルの合成例と北海の実データ例を用いて,著者らのCRG FWI戦略がCSG FWIから得られたものと非常によく似たインバージョン速度モデルを,より低い計算コストで提供できることを実証した。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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電線・ケーブル 
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