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J-GLOBAL ID：202202256362371855   整理番号：22A1007771

中性子回折ラインプロファイル解析による圧延板の結晶方位別転位密度評価

Evaluation of Orientation Dependent Dislocation Density in Cold Rolled Steel Using Neutron Diffraction Line Profile Analysis

著者 (4件)： 田中孝明 (JFEスチール スチール研) ,  高城重宏 (JFEスチール スチール研) ,  小貫祐介 (茨城大) ,  佐藤成男 (茨城大)
資料名： 材料とプロセス(CD-ROM)  (Current Advances in Materials and Processes (CD-ROM))
巻： 35  号： 1  ページ： ROMBUNNO.212  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： X0994B  ISSN： 1882-8922  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・中性子回折法を用い,ラインプロファイル解析により鋼板の再結晶の駆動力となる転位密度を結晶方位別に測定する方法の開発を目的に実験。
・純鉄の0.1mm厚冷延板を積層して6mm厚とした試料をパルス中性子回折試験に供し,入射方向から90度位置の検出器で回折データを抽出し解析。
・結晶面ごとの弾性定数を用いて弾性異方性の影響を補正したWilliamson-Hall法により{110},{100},{211}の各面での転位密度解析を実施。
・NDからTDまでの試料方位に対する各結晶面の転位密度分布は面により異なる変化を示し,{110}面では1桁以上の大きな変化。

シソーラス用語： *中性子回折 ,  *純鉄 ,  結晶方位 ,  結晶面 ,  *転位密度 ,  密度分布 ,  異方性 ,  弾性 ,  補正 ,  依存性 ,  解析
準シソーラス用語： Willamson-Hall法 ,  弾性異方性 ,  方位依存性 ,  *冷延板

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  格子欠陥の観察・実験技術  (BK12020U)

引用文献 (2件)：

• M. Hayashi, Y. Ito, K. Takano, H. Mori, H. Matsunaga, Y. Onuki, S. Suzuki and S. Sato: Journal of Japan Institute of Copper, 59(2020), 70.
• D. Akama, T. Tsuchiyama and S. Takaki; J. Phys. Soc. Jpn., 44(2017), 522.

タイトルに関連する用語 (7件)： 中性子回折 ,  プロファイル ,  解析 ,  圧延板 ,  結晶方位 ,  転位密度 ,  評価