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J-GLOBAL ID:202202256439145249   整理番号:22A1024025

CD11c+B細胞は甲状腺自己抗体とサイトカインを分泌することによりGraves病の病因に関与する【JST・京大機械翻訳】

CD11c+ B Cells Participate in the Pathogenesis of Graves’ Disease by Secreting Thyroid Autoantibodies and Cytokines
著者 (13件):
資料名:
巻: 13  ページ: 836347  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Graves病(GD)は,自己反応性B細胞により分泌される,病原性自己抗体,特に抗チロトロピン受容体抗体(TRAbs)の上昇を伴う一般的な自己免疫疾患である。現在まで,GDにおける自己反応性B細胞に関する研究はほとんどない。本研究では,フローサイトメトリーにより検出されるように,ユニークなB細胞サブセット,CD11c+B細胞がGD患者の末梢血(PB)に拡張されたことを報告した。CD11c+B細胞の頻度は,血清TRAbレベルと正相関した。フローサイトメトリーデータは,CD11c発現が種々のB細胞サブセットでより高く,CD11c+B細胞が対CD11c-B細胞と比較して異なる免疫表現型を示したことを示した。免疫組織化学的および免疫蛍光染色は,GD甲状腺のリンパ球浸潤領域におけるCD11c+CD19+B細胞の存在を示した。PBと微細針吸引(FNA)試料のフローサイトメトリー分析は,PB CD11c+B細胞と比較して,甲状腺のCD11c+B細胞が蓄積し,さらに分化したことを示した。GD患者のPB由来のCD11c+B細胞は,in vitroでTRAbを分泌する自己反応性抗体分泌細胞(ASC)に分化するように誘導されることを見出した。Luminex液体懸濁チップ検出データは,CD11c+B細胞が炎症誘発性サイトカイン,抗炎症性サイトカインおよびケモカインを含むさまざまなサイトカインを分泌し,それは甲状腺におけるリンパ球の局所的炎症反応および浸潤の調節において役割を果たすかもしれないことを示した。さらに,著者らは,CD11c+B細胞がCXCR3-CXCL10軸を介して甲状腺濾胞細胞(TFC)によって動員されることを確認するために,Transwell室における走化性アッセイを実施した。結論として,著者らの研究は,CD11c+B細胞が複数の方法でGDの病因に関与し,将来有望な免疫治療標的であることを示す。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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内分泌系の疾患  ,  細胞生理一般 
引用文献 (71件):
  • Burch HB, Cooper DS. Management of Graves Disease: A Review. JAMA (2015) 314:2544-54. doi: doi: 10.1001/jama.2015.16535
  • Delitala AP, Scuteri A, Doria C. Thyroid Hormone Diseases and Osteoporosis. J Clin Med (2020) 9(4):1034. doi: doi: 10.3390/jcm9041034
  • Wirth CD, Blum MR, da Costa BR, Baumgartner C, Collet TH, Medici M, et al. Subclinical Thyroid Dysfunction and the Risk for Fractures: A Systematic Review and Meta-Analysis. Ann Intern Med (2014) 161:189-99. doi: doi: 10.7326/M14-0125
  • Marouli E, Kus A, Del Greco MF, Chaker L, Peeters R, Teumer A, et al. Thyroid Function Affects the Risk of Stroke via Atrial Fibrillation: A Mendelian Randomization Study. J Clin Endocrinol Metab (2020) 105(8):2634-41. doi: doi: 10.1210/clinem/dgaa239
  • Kim HJ, Kang T, Kang MJ, Ahn HS, Sohn SY. Incidence and Mortality of Myocardial Infarction and Stroke in Patients With Hyperthyroidism: A Nationwide Cohort Study in Korea. Thyroid (2020) 30:955-65. doi: doi: 10.1089/thy.2019.0543
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