抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:子宮頚癌の放射線治療時の体位固定方式、年齢とボディマスインデックス(BMI)が振り子位置誤差に与える影響を検討する。方法:78例の子宮頚癌術後の放射線治療の臨床資料を回顧性分析した。放射線治療時の患者の体位固定方式により、患者をA、Bの2群に分け、その中A群は腹臥位固定、B群は仰臥位固定である。患者の年齢により、I群(<60歳)とII群(≧60歳)に分けた。患者のBMIにより、III群(<24kg/m2)とIV群(≧24kg/m2)に分けた。初回治療前にCBCTスキャンを行い、自動骨性レジストレーションと手動微調整を併用し、X軸、Y軸とZ軸方向の振り子誤差を計算した。体位固定方式、年齢及びBMIが振り子位置誤差に与える影響を比較した。結果:仰臥位の固定方式のX軸方向、Y軸方向の振り子位置誤差は腹臥位より明らかに小さく、統計学的有意差があり(P<0.05)、2種類の固定方式のZ軸振り子位置誤差は統計学的な差がなかった(P>0.05)。同じ体位の固定方式では、異なる年齢グループがX軸方向、Y軸方向とZ軸の振り子位置誤差に統計学的な差がなかった(P>0.05)。同じ体位におけるBMI<24kg/m2群のX軸、Y軸とZ軸方向の振り子位置誤差はBMI≧24kg/m2群より明らかに小さく、統計学的有意差があった(P<0.05)。BMI≧24kg/m2の患者の仰臥位はY軸方向の振り子位置誤差が腹臥位より明らかに小さく、統計学的有意差があった(P<0.05)。結論;BMI<24kg/m2かつ自己協力意識が強い患者に対して、腹臥位を選ぶことを提案した。BMI<24kg/m2で意識が悪い患者とBMI≧24kg/m2の患者に対して、仰臥位を選択し、できるだけ振り子誤差を降下させ、精確な治療を実施する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】