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J-GLOBAL ID:202202256594997054   整理番号:22A1018678

新型コロナウイルス感染症の大学図書館への影響:2019年度と2020年度の利用統計を比較して

Impact of the Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) on University Libraries: A Comparison of the Fiscal Years 2019 and 2020 Usage Statistics
著者 (1件):
資料名:
巻: 85  ページ: WEB ONLY  発行年: 2022年03月11日 
JST資料番号: U0733A  ISSN: 2189-1842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,2019年度と2020年度の大学図書館の利用統計を比較することにより,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を調べた。著者らの調査では,東京都と埼玉県に存在する7つの大きな大学図書館をカバーした。さらに,本研究では,COVID-19パンデミック期間の各図書館サービスの実施状況を検証し,それらへの影響を推定した。調査結果によれば,2020年度の間の開館日数は2019年度の約80%であったが,入館者の数は,開館時間の短縮と入館・利用制限により大きく減少し,2.5%から12.0%の間であった。入館制限の程度が低いほど,訪問者数は高くなることを確認した。一方,館外貸出冊数のパーセンテージは19.6%と57.2%の間であり,訪問者数ほどには減少しなかった。2020年度に,6つの図書館が郵送貸出サービスを実施したが,図書館の貸出書籍数に与えた効果を認めることはできなかった。主な理由の一つは,おそらくブラウジング機能の欠如である。電子書籍に関しては,7つの図書館すべてが学術系電子書籍プラットフォームを導入していて,それらの使用を促進するために努力がなされた。その結果,電子書籍の購入数とオンラインアクセスされたタイトル数は,前年度と比較して有意に増加したが,アクセスされたタイトル数は,図書館からの館外貸出冊数の約10%であった。オンラインでアクセスされたタイトルが少ない理由は,所蔵タイトル数が少ないことに加えて,購入可能またはアクセス可能なタイトル数が限られたているからである。(翻訳著者抄録)
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