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J-GLOBAL ID:202202256656300133   整理番号:22A0584800

4種類のRNA修飾ライター間のクロストークは皮膚黒色腫における腫瘍免疫微小環境浸潤パターンを特徴づける【JST・京大機械翻訳】

Crosstalk Between Four Types of RNA Modification Writers Characterizes the Tumor Immune Microenvironment Infiltration Patterns in Skin Cutaneous Melanoma
著者 (8件):
資料名:
巻: 10  ページ: 821678  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7062A  ISSN: 2296-634X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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4種類のアデノシン(A)関連RNA修飾(N6-メチルアデノシン,N1-メチルアデノシン,代替ポリアデニル化,A-to-イノシンRNAエディティング)の「ライター」は,皮膚黒色腫(SKCM)を含む多くの癌タイプの腫瘍形成と進行に密接に関連している。しかし,腫瘍微小環境(TME)におけるこれらのRNA修飾「ライター」間のクロストークの潜在的役割は不明なままである。RNA修飾パターンを教師なしクラスタリング法を用いて同定した。その後,前述のRNA修飾パターンに関与する差次的発現遺伝子に基づいて,RNA修飾「ライター」スコアリングモデル(W_Score)を構築し,個々の患者におけるRNA修飾関連サブタイプを定量化した。さらに,W_ScoreとTME特性,臨床的特徴,分子サブタイプ,薬物感受性,免疫応答,および予後の相関解析を行った。異なる腫瘍免疫微小環境特性と生存転帰に対応する3つのRNA修飾パターンを同定した。RNA修飾関連シグネチャ遺伝子から抽出したW_Scoreスコアに基づいて,SKCM患者を高および低W_Score群に分けた。低W_Score群は,より良い生存転帰と強化された免疫細胞浸潤によって特徴づけられた。更なる分析は,低W_Score群が,より高い腫瘍変異負荷とPD-L1発現と正に相関していることを示した。注目すべきことに,2つの免疫療法コホートは,低いW_Scoreを有する患者が長期臨床的利点と増強した免疫応答を示したことを証明した。本研究は,SKCMにおけるA関連RNA修飾の4つのタイプを系統的に分析し,これらの「ライター」が本質的にTMEの複雑性と多様性に寄与することを明らかにした。著者らは,個々の腫瘍におけるRNA修飾パターンを定量的に評価し,患者のための個別化免疫療法戦略の開発を助けることができた。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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遺伝子発現  ,  核酸一般  ,  先天性疾患・奇形一般 
引用文献 (83件):
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  • AhnE., ArakiK., HashimotoM., LiW., RileyJ. L., CheungJ., et al (2018). Role of PD-1 during Effector CD8 T Cell Differentiation. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 115 (18), 4749-4754. doi: 10.1073/pnas.1718217115
  • AlbittarA. A., AlhalabiO., Glitza OlivaI. C. (2020). Immunotherapy for Melanoma. Adv. Exp. Med. Biol. 1244, 51-68. doi: 10.1007/978-3-030-41008-7_3
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