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J-GLOBAL ID：202202256934173450   整理番号：22A0669167

製紙会社のスマートファクトリー化-重要品質の予測モデルとアドバンスド制御によるコスト削減-

Implementation of “Smart Factory 4.0” for the Paper Mills-Cost Benefits Achieved with Prediction Models and APC-

著者 (1件)： 和田望 (フォイトターボ)
資料名： 紙パ技協誌  (紙パルプ技術協会誌)
巻： 76  号： 3  ページ： 230-236  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： G0115A  ISSN： 0022-815X  CODEN： KAGIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 製紙分野は,数ある産業の中でも最も大量生産が要求される分野の1つでありながら,製造プロセスの自動化は殆ど浸透しておらず,依然としてオペレーターの技術や経験(第六感)への依存度が大きいという課題を有する。この課題を解消すべく,当社はスマートファクトリー化推進ソリューションとして,センサーから制御ソフトウェア群まで一貫して有しており,単一制御ループから工場・企業全体までの包括的な収益改善を行う体制を完備している。中でも,大規模な収益改善に寄与するのがAPC(アドバンスドプロセス制御)であるが,初期投資費用を回収して利益を生み続けるためには,オペレーターにAPCでの操業に対して「楽だ」「安心だ」と実感してもらい,導入後も末永く活用し続けもらうことで不可欠ある。本稿では,これらソリューションの概要や導入過程ならびに導入後のケアについて,実際に得られた予測モデルや,導入後継続して得られている利益等を示しながら紹介し,国内製紙工場をスマートファクトリー化検討へと誘いたい。(著者抄録)

シソーラス用語： 工場 ,  製紙工業 ,  *予測モデル ,  品質 ,  *原価低減 ,  大量生産 ,  自動化 ,  *生産工程 ,  投資 ,  制御系 ,  *プロセス制御
準シソーラス用語： コスト削減 ,  *スマートファクトリー ,  制御システム ,  *製紙工場

分類 (2件)： 生産形態  (KB03020E) ,  紙・パルプ工業一般  (YL01010X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 製紙 ,  会社 ,  スマートファクトリー ,  予測モデル ,  コスト削減