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J-GLOBAL ID：202202257023050690   整理番号：22A0560109

スイッチングオフ:ラクトース取込経路の非誘導状態への表現型遷移【JST・京大機械翻訳】

Switching off: The phenotypic transition to the uninduced state of the lactose uptake pathway

著者 (4件)： Bhogale Prasanna M. (University of Cologne, Institute for Biological Physics, Koln, Germany) ,  Sorg Robin A. (Molecular Genetics Group, Groningen Biomolecular Sciences and Biotechnology Institute, Center for Synthetic Biology, University of Groningen, Groningen, the Netherlands) ,  Veening Jan-Willem (Department of Fundamental Microbiology, Faculty of Biology and Medicine, Lausanne, Switzerland) ,  Berg Johannes (University of Cologne, Institute for Biological Physics, Koln, Germany)
資料名： Biophysical Journal  (Biophysical Journal)
巻： 121  号： 2  ページ： 183-192  発行年： 2022年 
JST資料番号： B0298A  ISSN： 0006-3495  CODEN： BIOJAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大腸菌のラクトース取込経路は遺伝子調節回路における多安定性のパラダイム例である。lac経路の誘導状態で,lacオペロンから成る遺伝子は転写され,ラクトースを輸入し,代謝する蛋白質の生成をもたらす。非誘導状態では,安定なレプレッサー-DNAループはlac遺伝子の転写を頻繁に阻止する。1つの表現型状態から他への転移は,リガンドと蛋白質の結合のランダムタイミングから生じる変動によって駆動される。この確率的性は転写と翻訳,最終的には分子コピー数に影響する。著者らの目的は,lacオペロンの誘発状態から非誘導状態への移行を理解することである。レプレッサー-オペレータ結合と非結合,レプレッサーの全数における変動,およびインデューサ-レプレッサー結合と非結合が,この転移において役割を果たすことを示す詳細な計算モデルを使用した。これらのプロセスを操作する時間スケールに基づいて,非誘導状態への遷移の最小モデルを構築し,シミュレーション結果をシミュレーションと実験観察と比較した。誘起状態は,1分あたり2×10-9より低い非誘導状態への遷移速度を伴って,非常に安定であることが分かった。誘起状態への遷移とは対照的に,非誘導状態への遷移は,障壁を交差する2D拡散系に関して良く記述され,レプレッサー結合のモデルから出現する拡散速度を伴った。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： シミュレーション ,  分子 ,  オペレータ ,  インデューサ ,  大腸菌 ,  DNA【核酸】 ,  遺伝子 ,  タンパク質 ,  *表現型 ,  拡散速度 ,  レプレッサー ,  二次元 ,  計算モデル ,  ヘキソース ,  アルドース ,  ガラクトシド ,  二糖類 ,  ピラノシド
準シソーラス用語： リガンド , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

物質索引 (1件)： ラクトース

タイトルに関連する用語 (6件)： ラクトース ,  取込 ,  経路 ,  誘導 ,  表現型 ,  遷移