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J-GLOBAL ID：202202257069560160   整理番号：22A1007733

高強度鋼の水素脆化とその防止に関する研究開発

Researches on prevention of hydrogen embrittlement of high strength steels

著者 (1件)： 大村朋彦 (日本製鉄)
資料名： 材料とプロセス(CD-ROM)  (Current Advances in Materials and Processes (CD-ROM))
巻： 35  号： 1  ページ： ROMBUNNO.173  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： X0994B  ISSN： 1882-8922  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・高強度鋼の開発に必要な水素脆化対策研究の成果を超高強度耐サワー油井管,超高力ボルト用鋼,高圧水素用高強度ステンレス鋼につき紹介。
・超高強度耐サワー油井管では,表面露出の非金属介在物が起点の孔食が硫化物応力割れの起点となり,介在物微細化が孔食の抑制に有効との知見の下に高強度鋼を開発。
・超高力ボルト用鋼では,大気環境下で高強度ボルトが遅れ破壊とよばれる水素脆化を起こすことを見出し,組織制御により鋼材を開発すると共に遅れ破壊評価指標を提案。
・高圧水素用高強度ステンレス鋼については,高圧水素ガス環境下での種々の材料評価試験に基づき,固溶窒素を活用した溶接可能な材料を開発。

シソーラス用語： *高強度鋼 ,  *脆化 ,  開発 ,  用途別管 ,  サワーガス ,  応力割れ ,  非金属介在物 ,  高力ボルト ,  遅れ破壊 ,  *水素 ,  ステンレス鋼
準シソーラス用語： *水素脆化 ,  材料開発 ,  油井管 ,  高圧水素

分類 (2件)： その他の金属組織学  (WB01040Y) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (6件)：

• T. Omura et. al:Bull. Iron Steel Inst. Jpn., 14(2009), 575.
• T. Omura et. al:Zairyo-to-Kankyo, 60(2011), 190.
• T. Omura et. al:Tetsu-to-Hagané, 90(2005), 478.
• T. Omura et. al:Zairyo-to-Kankyo, 54(2005), 61.
• T. Omura et.al:ISIJ-Int., 56(2016), 405.

タイトルに関連する用語 (4件)： 高強度鋼 ,  水素脆化 ,  研究 ,  開発