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J-GLOBAL ID:202202257208379932   整理番号:22A0091896

核輸送蛋白質は癌細胞により分泌され,潜在的新規癌バイオマーカーとして同定される【JST・京大機械翻訳】

Nuclear transport proteins are secreted by cancer cells and identified as potential novel cancer biomarkers
著者 (11件):
資料名:
巻: 150  号:ページ: 347-361  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0267B  ISSN: 0020-7136  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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以前の研究は,癌細胞における核輸送蛋白質ファミリーのメンバーの発現増加を同定した。最近,ある種の核輸送蛋白質が細胞により分泌され,血清中に見出されることが報告されている。本研究の目的は,癌細胞から分泌される複数の核輸送蛋白質のレベルを調査し,頸部および食道がんの診断マーカーとしての可能性を決定することであった。質量分析は,培養癌細胞のセクレトームとエキソソームにおける10の核輸送蛋白質を同定し,ウェスタンブロット分析は,正常と比較して癌細胞における分泌レベルの増加を確認した。患者血清におけるそれらの存在を調べるために,非癌対照と比べて,子宮頸部および食道がん患者血清におけるKPNβ1,CRM1,CAS,IPO5およびTNPO1のレベルが有意に増加した。有意に高いKPNα2とRANレベルも食道がん血清試料で同定された。ロジスティック回帰分析は,IPO5とTNPO1が,癌症例と対照の間の識別において,最良の個々の候補バイオマーカーであることを明らかにした。バイオマーカーのパネルとしてのKPNβ1,CRM1,KPNα2,CAS,RAN,IPO5とTNPO1の組合せは,子宮頸癌と食道癌に対して0.944と0.963の曲線下面積,それぞれ86.8%の特異性で92.5%の感度と87.5%の特異性で95.3%の感度で最も高い診断能力を有した。これらの結果は,核輸送蛋白質が,最良の予測因子である蛋白質ファミリーメンバーの組み合わせで,頸部および食道がんに対する診断バイオマーカーとしての可能性を有することを示唆する。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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消化器の腫よう  ,  腫ようの診断  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  女性生殖器と胎児の腫よう 

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