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J-GLOBAL ID：202202257272494035   整理番号：22A0591536

超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト ハイスループットシステムを用いたエタノールから 機能性合成ゴム材料におけるインフォマティクス研究

Informatics Research in Functional Synthetic Rubber Materials

著者 (12件)： 足立拓海 (Res. Assoc. of High-Throughput Design and Dev. for Advanced Functional Materials (ADMAT), Ibaraki, JPN) ,  足立拓海 (JSR Corp., Mie, JPN) ,  糸見健 (Res. Assoc. of High-Throughput Design and Dev. for Advanced Functional Materials (ADMAT), Ibaraki, JPN) ,  糸見健 (JSR Corp., Mie, JPN) ,  山本亮太 (Res. Assoc. of High-Throughput Design and Dev. for Advanced Functional Materials (ADMAT), Ibaraki, JPN) ,  山本亮太 (JSR Corp., Mie, JPN) ,  窪内翔 (Res. Assoc. of High-Throughput Design and Dev. for Advanced Functional Materials (ADMAT), Ibaraki, JPN) ,  窪内翔 (JSR Corp., Mie, JPN) ,  森田淳 (Res. Assoc. of High-Throughput Design and Dev. for Advanced Functional Materials (ADMAT), Ibaraki, JPN) ,  森田淳 (JSR Corp., Mie, JPN) ,  堀内伸 (AIST, Ibaraki, JPN) ,  森田裕史 (AIST, Ibaraki, JPN)
資料名： 日本ゴム協会誌  (Journal of the Society of Rubber Science and Technology, Japan)
巻： 95  号： 2  ページ： 40-46  発行年： 2022年02月15日 
JST資料番号： G0157A  ISSN： 0029-022X  CODEN： NGOKAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マテリアルズインフォマティクスアプローチによって,ゴムブレンドの構造と物性との関係を調べた。本論文では,タイヤゴムとして一般的に使用されるSBR/IR/シリカブレンドゴムを対象とした。コンピュータ上にモデル構造を作成し,有限要素法(FEM)シミュレーションによって物性を計算した。モデル構造のための3次元構造解析により,説明変数として構造特徴量および目的変数として計算値を持つデータセットを得た。物性に対する各構造特徴量の貢献度を明らかにするため,目的変数として50%伸び(M50)での弾性率を持つデータセットを用いて機械学習を行った。モデルの予測精度はR²値で0.87と高かった。さらに,SHapley Additive exPlanation(SHAP)解析から,SBR相の連続性と相分離界面の形状が特に物性にとって重要であることが明らかになった。最後に,実際の実験をすることなしに対象の物性を満足する組成と構造を絞り込むことが可能になる構造物性相関図を作成した。その結果として,材料開発期間が短くなると期待される。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *合成ゴム ,  情報科学 ,  材料科学 ,  タイヤ ,  SBR【ゴム】 ,  イソプレンゴム ,  二酸化ケイ素 ,  *充填剤 ,  計算機シミュレーション ,  有限要素法 ,  物理的性質 ,  モデル ,  構造解析 ,  三次元 ,  変数 ,  情報 ,  伸び ,  弾性係数 ,  機械学習 ,  精度 ,  予測技法 ,  *相分離 ,  相関 ,  *ポリマブレンド
準シソーラス用語： マテリアルズインフォマティクス ,  構造物性相関 ,  説明変数 ,  特徴量 ,  目的変数

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  ゴム  (YH07020M)

引用文献 (16件)：

• 1) 堀田透 日本ゴム協会誌,2014,87,460.
• 2) 皆川康久 日本ゴム協会誌,1999,72,558.
• 3) 川面哲司 日本ゴム協会誌,2000,73,323.
• 4) Hess M. W.; Scott E. C.; Callan E. J. Rubber Chem. Technol. 1967, 40, 371
• 5) 國澤鉄也;倪慶清 日本複合材料学会誌,2009,35,157.

タイトルに関連する用語 (10件)： 先端材料 ,  超高速 ,  開発 ,  基盤技術 ,  プロジェクト ,  エタノール ,  機能性 ,  ゴム材料 ,  インフォマティクス ,  研究