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J-GLOBAL ID:202202257297101939   整理番号:22A0736987

脳死臓器提供者の血漿プロテオームは心臓移植転帰を予測する【JST・京大機械翻訳】

Plasma proteome of brain-dead organ donors predicts heart transplant outcome
著者 (16件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 311-324  発行年: 2022年 
JST資料番号: W3128A  ISSN: 1053-2498  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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脳死に関連する病態生理学的変化は移植臓器の質に影響し,レシピエントをリスクにさらす可能性がある。ドナー血漿プロテオームに反映された全身変化を調べ,心臓移植転帰との関係を調べた。脳死多臓器ドナーからの血漿試料を,高分解能質量分析を用いた無標識蛋白質定量により分析した。非監督および監督された統計モデルを用いて,脳死ドナーと健常対照者の間のプロテオーム差を決定した。プロテオーム変化および対応する生物学的経路を分析し,移植結果と関連付けた。統計モデルは,ドナーが,対照と比べて変化した463の蛋白質の237を有するユニークだが不均一な血漿プロテオームを有することを明らかにした。経路分析は,凝固,グルコネオゲネシス,および解糖経路がドナーでアップレギュレートされ,一方,補体,LXR/RXR活性化,およびマクロファージ経路における一酸化窒素と活性酸素種の産生が下方制御されたことを示した。ポイント-ビリアル相関分析において,リジン特異的デメチラーゼ3Aは,任意のグレードおよび重度のPGDと中程度に相関していた。単変量および多変量Cox回帰分析において,ミオシンVaおよびプロテアソーム活性化因子複合体サブユニット2は,30日以内に血行動態障害を伴う急性拒絶反応の発症と有意に関連していた。最後に,リジン特異的デメチラーゼ3Aとモエシンの高レベルが単変量解析における移植片関連1年死亡率の予測因子として同定された。脳死は,内皮細胞および心筋細胞機能,炎症および血管成長と関係した血漿プロテオームシグネチャー血漿蛋白質変化を有意に変化させ,動脈生成は移植結果を予測し,ドナー評価における役割を示唆した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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臨床外科学一般 

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