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J-GLOBAL ID：202202257543238290   整理番号：22A0907534

骨再生のための間葉系間質細胞と二相性リン酸カルシウムの外科的同時移植に対する全身および局所自然免疫反応【JST・京大機械翻訳】

Systemic and local innate immune responses to surgical co-transplantation of mesenchymal stromal cells and biphasic calcium phosphate for bone regeneration

著者 (8件)： Rana Neha (Centre of Translational Oral Research (TOR) - Tissue Engineering Research Group, Department of Clinical Dentistry, Faculty of Medicine, University of Bergen, Norway) ,  Suliman Salwa (Centre of Translational Oral Research (TOR) - Tissue Engineering Research Group, Department of Clinical Dentistry, Faculty of Medicine, University of Bergen, Norway) ,  Mohamed-Ahmed Samih (Centre of Translational Oral Research (TOR) - Tissue Engineering Research Group, Department of Clinical Dentistry, Faculty of Medicine, University of Bergen, Norway) ,  Gavasso Sonia (Neuro-SysMed, Department of Neurology, Haukeland University Hospital, Bergen, Norway) ,  Gavasso Sonia (Department of Clinical Medicine, University of Bergen, Norway) ,  Gjertsen Bjorn Tore (Centre for Cancer Biomarkers, Department of Clinical Science, University of Bergen, Norway) ,  Gjertsen Bjorn Tore (Department of Medicine, Hematology Section, Haukeland University Hospital, Bergen, Norway) ,  Mustafa Kamal (Centre of Translational Oral Research (TOR) - Tissue Engineering Research Group, Department of Clinical Dentistry, Faculty of Medicine, University of Bergen, Norway)
資料名： Acta Biomaterialia  (Acta Biomaterialia)
巻： 141  ページ： 440-453  発行年： 2022年 
JST資料番号： W3136A  ISSN： 1742-7061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 間葉間質細胞(MSC)からの骨再生はMSCにより媒介される包括的免疫変調に起因する。しかし,これらの免疫応答の時間的および空間的調節はまだ記述されていない。本研究の目的は,Lewisラットの臨界サイズの頭蓋冠骨欠損において,二相性リン酸カルシウム生体材料(BCP)単独または骨髄由来MSC(BCP+MSC)の移植に対する局所および全身の先天性免疫応答を評価することであった。移植後4週間,先天性免疫細胞のフローサイトメトリー分析は,循環古典的単球マクロファージ(MM)数の増加を明らかにし,BCP+MSC群で非古典的MMを減少させた。8週目に,この異なる全身性MM応答は,CD68およびCD163マーカー(M2様)を発現する局所組織抗炎症マクロファージの存在増加と関連していた。MSCのないBCP群では,NK細胞は1週目と4週目に増加し,好中球は2週目と8週目に循環で増加した。8週目に,循環における好中球数の増加は,BCP+MSC群で局所組織好中球の減少と関連していた。BCP+MSCで移植された欠損からの組織生検の遺伝子発現解析は,BCP単独と比較して,1週目と8週目のマクロファージ分化関連遺伝子と1週目の好中球走化性関連遺伝子と共に,初期骨形成遺伝子の上方制御された発現を明らかにした。この研究は,BCPまたはBCP+MSC移植片の外科的移植が骨形成を増強する全身および局所組織先天性免疫応答の両方を特異的に調節することを示す最初のものである。結果はMSC仲介骨再生の根底にある免疫機構への新しい洞察を提供する。二相リン酸カルシウムおよび間葉間質細胞構築物(BCP+MSC)移植の適合性は,困難な顎顔面骨欠損を治療するための臨床試験の進歩から明らかである。しかし,この外科的過程によって発生する全体の免疫応答について,そして,それがどのように骨形成に影響を及ぼすかについてはほとんど知られていない。このため,細胞治療の安全性と有効性の両方を確保するため,臨床医と研究者の両方,移植MSCに対する全身免疫反応の理解が重要である。この研究では,ラット頭蓋冠欠損モデルを用い,全身および局所自然免疫反応(単球マクロファージと好中球)が,BCP単独と比較し,BCP+MSC移植欠損で骨形成増強に対し良く指示されていることを示した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *リン酸カルシウム ,  遺伝子 ,  消炎作用 ,  骨形成 ,  骨髄 ,  ラット ,  マクロファージ ,  *間充織 ,  好中球 ,  単球 ,  移植片 ,  細胞移植 ,  *間質細胞 ,  *自然免疫
準シソーラス用語： *骨再生 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 間葉系間質細胞 ,  二相性リン酸カルシウム ,  先天性免疫応答 ,  臨界サイズの骨欠損 ,  単球-マクロファージ ,  好中球 ,  骨形成

分類 (1件)： 運動器系の基礎医学  (GG01020B)

タイトルに関連する用語 (8件)： 骨再生 ,  間葉系間質細胞 ,  二相性 ,  リン酸カルシウム ,  外科 ,  同時移植 ,  全身 ,  免疫反応